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「天ぷらで火が出た」と隣家に駆け込み…京都・宇治市で2人死亡の住宅火災 不明の主婦が助け求める

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「天ぷらで火が出た」とあわてて隣家に…

 14日夜9時20分ごろ、京都府宇治市伊勢田町名木に住む人から、「窓から炎がみえる」と消防に通報がありました。火元の住宅に住んでいたのは小山達也さん(63)と、妻の庸子さん(64)。近所の人の話では、実はこの数分前…「小山さんの奥さんが天ぷらをして火が出たんで、あわてて隣の家に来て消防に通報してくれと」 火災の原因は天ぷらなのか。このあと妻の庸子さんは夫が消火する家に戻ったそうです。しかし…「ちょっともう火の回りがもの凄く早くて。火柱が上がって10時半くらいにはドスンという音がしてきっと二階の屋根が落ちたと思います」(近所に住む人) 焼け跡からは2人の遺体が見つかりました。警察は小山さん夫婦とみて身元の確認を進めています。

火災原因の1割超が「天ぷら油」

これからの季節は空気が乾燥し、火災の件数も多くなってきます。どういったことに注意が必要なのでしょうか。 火災のリスクは、私たちの生活の身近なところに潜んでいます。宇治市の火災でも、出火原因ではないかと見られているのが、揚げ物などで使用する、天ぷら油です。  大阪市が発表しているデータでは、今年1月~7月までに発生した火災379件のうち、天ぷら油が原因の火災は、39件。10件に1件以上の割合で、天ぷら油が火災の原因となっていました。天ぷら油は加熱し続けることで、温度が上がり、発火します。調理中に「トイレに行ってしまった」、「寝てしまった」、「火を切り忘れてしまった」など、うっかり油から目を離したことが火災の原因となってしまったケースが多いようです。

暖房器具にも要注意

そしてこれから寒くなる季節に欠かせなくなってくるのが、暖房器具です。大阪市では去年1年間で23件の電気ストーブと石油ストーブを原因とした火災が発生しています。そのうち9割にあたる21件が電気ストーブによる火災でした。ストーブの前に干していた服が気づかない間に接触したり、就寝中の寝返りなどで布団があたってしまったりといったことが原因で、火が出る例が多いということです。決して他人事ではない火災。調理中は火から目を離さない、暖房器具の周りには燃えやすい物を置かないなど、注意が必要です。

ABCテレビ

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