【独自】「保護者は来ないで」 授業参観・文化祭など実施しないよう通知 授業継続優先 大阪市教委
新型コロナウイルスのオミクロン株の影響で感染が急拡大していることを受け、大阪市教委は17日付けで、市立の小中学校や幼稚園に対して改めて感染症対策を徹底するよう呼びかける通知文を送りました。 この通知文によりますと、1月18日から当面の間、通常授業や通常保育を継続するよう求める一方、「授業参観」や「文化祭」など保護者らが来訪する行事をしないよう求めています。 また部活動についても感染対策を徹底した上での実施を認めつつ、市がマニュアルで定めた「感染リスクの高い活動」は行わないよう要請しています。 このほか、児童や生徒同士が接触するような運動、合唱、調理実習など長時間にわたり密集あるいは近距離で「対面形式」となる活動についても実施しないよう呼びかけています。 大阪市教委の担当者はABCテレビの取材に対し、「これだけ感染者の数が急拡大している状況なので注意喚起として通知を出した。改めて感染症対策の徹底をお願いしたい」とコメントしています。 市教委によりますと、児童や生徒らが新型コロナウイルスに感染し、臨時休業となっている市立の小中学校の数が17日現在で19校となっています。
ABCテレビ