掛け捨て型と貯蓄型の保険、自分はどっちに向いている? それぞれのメリットは?
掛け捨て型保険と貯蓄型保険、それぞれにおすすめの人
ここからは、掛け捨て型保険と貯蓄型保険について、それぞれどのような人におすすめなのか解説します。 掛け捨て型保険と貯蓄型保険のメリット・デメリットをよく把握したうえで保険を選べば、経済的な負担を少なくして不測の事態に備えられます。 ■掛け捨て型保険がおすすめの人 掛け捨て型保険は、月々の保険料が安いことが最大のメリットです。したがって、「できるだけ経済的な負担を少なくして、保険を掛けたい」人に適しています。 例えば、新卒の社員など、収入が少ない人が保険に入りたい場合などです。また、独身で家族がいない場合も適しています。 死亡保障や入院保障が目的の場合、「保障」そのものが重要で貯蓄の部分はあまり必要ありません。このことから、医療保険や生命保険に加入したい場合は、掛け捨て型保険を候補に入れてみましょう。 ■貯蓄型保険がおすすめの人 貯蓄型保険は、保障を受けると同時に資産形成をしたい人に向いています。例えば、学資保険や個人年金などは、単に銀行などに貯金をしているより利率が多く、「保険料」という形で計画的にお金を貯められます。 「貯金がなかなか計画的にできない」人や、「将来のために少しでも資産を増やしておきたいが、投資などはリスクがあって二の足を踏んでいる」人におすすめです。 また、自営業者や独身者など個人での老後の備えが必要な人は、iDeCoと合わせて個人年金や養老保険に入るといった使い方もできるでしょう。
ライフスタイルに応じて保険を選ぼう
貯蓄型保険と掛け捨て保険は、それぞれのメリットがあります。また、保険の種類によって向いているタイプが違います。満期保険金や解約返戻金が受け取れる貯蓄型は保険料が高額になりますが、掛け捨て型は満期保険金や解約返戻金が受け取れませんが、同じ保障でも掛け金を低く抑えられます。 このように、それぞれのライフスタイルに応じて、自分に合った保険を選びましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルフィールド編集部