Hey! Say! JUMP「ファンファーレ!」からHey! Say! 7「BON BON」まで……サブスク解禁で見つけるお気に入りの1曲
Hey! Say! JUMPがこれまでリリースした349曲をサブスク&ダウンロードにて一挙世界配信を開始した。2007年のデビュー以降発表されてきた数多くの楽曲が気軽に聴けるようになったこの機会に、ライターの於ありさ氏におすすめの楽曲を紹介してもらった。(編集部) 【画像】大人っぽい雰囲気のHey! Say! JUMP 「狼青年」 深くフードを被り、顔が見えない衣装をまとったMVも話題となった楽曲。高いダンススキルを持ちながらも、なかなかファン以外にその実力を示す場に恵まれなかったHey! Say! JUMPが、その実力を世の中に発揮できるきっかけにもなったと言えるだろう。身長も体格も異なるメンバー8人によるシンクロダンスは、彼らのダンスへの並々ならぬこだわりとアイドルとしての意地を感じることができる。作詞作曲はアヴちゃん(女王蜂)、振り付けは元東京ゲゲゲイの水木マリエ(MARIE)が手がけており、これまでアイドルに関心のなかったようなリスナーにも届いているようで、YouTubeの再生回数も『Storm Labels Official』チャンネルでは嵐のライブ映像に次ぐ2280万回以上の再生回数を記録している(11月28日現在)。 「ファンファーレ!」 山田涼介が主演を務めたドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系)の主題歌。お茶の間にも愛され、歌番組でも多く披露されていた一曲だ。ラブソングといえばHey! Say! JUMPらしいストレートな作品が多かった中で、どこか大人っぽさも感じられる大人のラブソングで、まだ若い頃にデビューし、ファンとともに年齢を重ね成長してきた彼らだからこそ歌えるような楽曲になっている。明るさの中に切なさも滲むような一夏の恋を巧みに表現しており、ファン以外からの人気も高い。同曲に盆踊りアレンジが施され話題になっていた「ファンファーレ! DE 盆踊り」もサブスクで聴くことができる。解禁を機にこちらもチェックしてみてほしい。 「愛よ、僕を導いてゆけ」 2015年リリースのアルバム『JUMPing CAR』収録。特に有岡大貴と伊野尾慧が歌う1番のBメロが印象的なこの楽曲は、中心メンバーとしてグループを牽引してきた山田だけでなく、この頃からメディア露出が増えていた2人の存在の大きさを感じさせられる。“山田涼介のグループ”というイメージからどんどん大きくなっていく当時のグループを象徴するような楽曲だ。楽曲も王道のラブソングでHey! Say! JUMPらしさを存分に味わえ、YouTubeで公開されている『Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival』のライブ映像では、演技派の有岡、独特の世界観を持つ伊野尾、そして最前線を走ってきた山田の絶妙なバランスが光っている。