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西・東日本の梅雨入りは平年より遅く、雨ピークは6月下旬~7月中旬

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ウェザーニュース

 今年は5月10日に全国に先駆けて奄美で梅雨入りが発表され、11日には沖縄でも梅雨入りとなりました。  ウェザーニュースの予報センターは、エリア別に今年の梅雨時期の雨量や梅雨入り・梅雨明けのタイミングを詳しく解説します。  ◆今年の梅雨のポイント◆  1)梅雨前線北上が遅れる見込み  2)平年より梅雨入りが遅く、平年より短い梅雨に  3)西・東日本は6月下旬~7月中旬に雨ピーク、大雨災害に警戒

梅雨前線北上が遅れる見込み

 6月における日本付近の対流活動は、太平洋高気圧の強まる位置が平年より南に偏り、梅雨前線の北上がやや遅くなります(図1)。  7月にかけてフィリピンの東海上で対流活動が活発になり、太平洋高気圧が本州付近への張り出しを強めるため、太平洋高気圧に押し上げられて梅雨前線が北上します。  沖縄では6月下旬に梅雨明けし本格的な夏が到来する一方で、前線が停滞しやすくなる九州から東北では、7月中旬にかけて大雨に警戒が必要です。

平年より梅雨入りが遅く、平年より短い梅雨に

 昨年は九州北部、四国、中国、近畿で、1951年以降で最も遅い梅雨入り(※特定しなかった年を除く)となり、九州北部より東北が先に梅雨入りするなど変則的でした。  今年も梅雨前線の北上がやや遅れる予想のため、九州から東北の梅雨入りは平年より遅くなる地方が多く、九州と四国は平年よりも一週間程度遅くなる可能性があります。  一方、梅雨明けは全国的に昨年より早く、平年並になりそうです。  梅雨期間としては、東北北部と沖縄、奄美を除いた多くの地方で平年より4日以上短くなる予想です。東北北部と沖縄、奄美では平年並の期間となる見込みです。

西・東日本は6月下旬~7月中旬に雨のピーク、大雨災害に警戒

 今年の梅雨期間の雨量は、東北、北陸で平年並となるものの、その他の地方では平年並か多い予想です(図3)。  沖縄や奄美では6月前半を中心に暖かく湿った空気が流れ込みやすく、前線の活動が活発化する日があり、5月末から6月中旬にかけて大雨や豪雨に警戒が必要です。  また、九州南部でも梅雨入り早々大雨となるおそれがあります。今のうちに、河川の増水や家屋への浸水、土砂災害などに対する備えをしっかり行ってください。  7月は梅雨前線が本州付近に停滞するため、梅雨明けする7月中旬にかけて九州、四国、近畿、東海、関東甲信は強雨や大雨の危険性が高まります。北陸や東北でも中旬にかけて曇りや雨の日が多く、梅雨末期の大雨に注意が必要です。

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