【紅白リハ】32年ぶり2度目イルカ「なごり雪」披露 「お茶の間に少しでも愛を届けられたら」
<第75回NHK紅白歌合戦リハーサル>◇29日◇NHKホール 32年ぶり2度目の出場となるイルカ(74)がリハーサルを終えた。92年の初出場時にも歌った往年のヒット曲「なごり雪」を披露する。 【写真】記念撮影に納まるイルカと南こうせつ 今年はソロデビュー50年の節目で、同曲発売から50周年でもある。「なごり雪」をかぐや姫時代に作詞作曲した伊勢正三(73)と回ったツアーは、全国13カ所の全会場で満員御礼の大盛況だった。 前回から30年以上たっての出演に「どうして私なんだろうってびっくりしました。母校の同窓会からお花が届いたんですよ。紅白の威力ってね、いろんなとこ行っても、頑張ってくださいって声かけられたりね。本当に国民的な行事。お茶の間に少しでも愛を届けられたらいいな」と意気込んだ。 例年、大みそかはテレビで紅白歌合戦を流しながら、煮しめをつくって過ごしていたという。「除夜の鐘までに盛り付けなきゃいけない。今年はできないんで今日、仕込みしてきました」と笑った。 今年の漢字1文字には「愛」を選んだ。「あまりにもかけ離れたことが多すぎて。愛の種をまいて、少しでも未来が明るくなっていったらいいなと思います」と話した。