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劣悪労働環境が告発された「エレンの部屋」、プロデューサーも「エレン・デジェネレスに近づけなかった」

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問題になっているのはエレン・デジェネレスが司会を務める人気のトーク番組「エレンの部屋」。元スタッフ、さらに現在働いているスタッフから現場で差別やハラスメントがあったと告発の声が上がっている。あるスタッフは「エレンが”いい人”なのはカメラが回っているときだけ」とコメント、「エレンが自分の番組を持ち、名前をタイトルにするなら現場で起こっていることにもっと関わるべき。周りにいるエグゼクティブプロデューサーたちは『全部うまくいっている。みんなハッピーだ』とエレンに言っていてエレンはそれを信じているのだろう。でも彼女にはそれ以上の責任がある」。 【写真】司会で女優でアクティビスト! その半生で知る、エレン・デジェネレスのスゴさ 報道によると、あるスタッフは体調不良のため待遇内で定められている休みを取ったところ解雇に。また他のスタッフは「スタジオ内でエレンに話しかけるな」と命じられたという。職場で人種差別的な発言をされたスタッフはそれを白人男性の上司に抗議したところ「その上司は『君の苦労はわかる』と示すために黒人の友達の関係のないエピソードを持ち出して話をごまかした」。コロナ禍で撮影ができなかった間の賃金の支払いについても、うやむやになったままだという。

この告発を受けて番組を配信するワーナー・メディアと第三者機関が調査を始めている。そんな中、オーストラリアのテレビ番組のエグゼクティブプロデューサーが自身の体験を語っている。彼が明かしたのは2013年にエレンが「エレンの部屋」の撮影のためにオーストラリアに来たときのこと。「当時私は『トゥデイ』という番組を作っていて、エレンの番組と提携したんだ」。でも「エレンの部屋」の制作陣と話を進めていくうちに番組内容はエレンが司会するトーク番組から、彼女へのインタビュー番組に変わっていってしまったという。「『エレンの部屋』だから仕切るのは僕たちではなく全部エレンのスタッフだった。席も照明もどう動くのかも全部だ。『エレンの部屋』のプロデューサーにこう言われたよ。『誰もエレンに話しかけてはいけない。君も話しかけたり近づいたりしてはいけない。見てもいけない。エレンはスタジオに入り、座り、インタビューを受ける。終わったら出ていく』」。 ちなみにこのプロデューサーはこれがエレンの要求なのかはわからないとも。「話してないからね。だから彼女がいい人なのかどうかもわからない。ただエレンと働いている人たちが、薄氷の上を歩くように慎重に振る舞っていたのは事実だね」。番組でも度々いじめや差別をなくそう、周りに親切にしようと発言し支持されてきたエレン。彼女自身がスタッフに嫌がらせをしていたわけではないけれど、一連の告発は衝撃的。番組の裏で何が起きていたのか、今全米の注目が集まっている。

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