「レイヤーボブ」が新鮮! 今一番注目を集めている最旬ヘアスタイルの取り入れ方
ボブには、想像力をかき立てる特別な魅力がある。人生の一区切りをつけ、過去を振り返らないと決めたときに選ぶボブもあれば、自分のムードに少し新鮮な変化を加えたいときのボブもある。さらに、子どもの頃に愛した髪型をもう一度再現したいときのボブや、大人として新しい自分を定義するためのボブも存在する。 【写真】セレブヘア最新版! イメチェンに成功した海外セレブの最旬ヘアスタイル 今や、ボブの世界は豊かで多様になった。ブラントボブや鎖骨ボブ、フレンチボブに始まり、ミディアムボブ、フリックボブ、ベルボトムボブまで。どんなシーンや気分にもフィットするボブが必ず見つかる。今年、ヘアトレンドの主役に返り咲いたのは、乱れた寝ぐせ風のラフなスタイルと、ショートカットのクールなエレガンスを絶妙に融合させたボブ。その中心にいるのが、レイヤードボブだ。
ボブにレイヤーは必要か
「レイヤーを入れると髪に質感と動きが生まれ、スタイルが伸びても扱いやすくなり、重さを軽減できます」と話すのは、「テイラーテイラー」のヘアスタイリスト、ゾーイ・アダムス氏。ヘアスタイリストが言う“重さ”とは、顔まわりの髪が膨らんで見えたり、重く見えることを指す。 一方で、「ADEMロンドン」のシニアスタイリスト、ビル・サプル氏は「レイヤーボブは、髪が細かったり、ぺたんこになりやすい髪質の方に最適です」と述べている。「レイヤーを入れることでボブの形がクリアになり、個性を引き立てるだけでなく柔らかく自然なエフォートレスさを演出できます」
ロングレイヤーボブ
ケンダル・ジェンナーは、秋のスタイルチェンジとして新しいブロンドのボブヘアを披露。ふわっと揺れる長めのレイヤーが特徴で、結べるほどの長さを保ちながらもフレッシュで甘いスタイルに仕上がっている。
ウェイビーレイヤーボブ
大きめのバレル型カールアイロンを使えば、レイヤーボブに簡単に動きと立体感を加えられる。髪は顔から離れる方向に巻き、顔まわりをオープンに見せるのがポイント。仕上げに毛先に軽いハネを加えることで、よりナチュラルで生き生きとした印象に。