納屋物件!?なのに極上コンディション!|女性オーナーが愛するフェアレディZ 200ZR-Ⅱ 2by 2 Vol.2
フェアレディZ 200ZR-Ⅱ 2by 2 Vol.2 もともとこの200ZR-Ⅱ 2by 2は、ディーラーに勤めている夫(その当時は彼氏)のお客さんがワンオーナーで乗っていたものだったが、高齢で乗れなくなったため、メンテナンスを任されていた夫が譲られたもの。だが、その夫本人は、フェアレディZが好きすぎて乗ることができず、大切に車庫にしまい込んでしまっていたのだ。 キズひとつない貴重な純正ホイールや加速応答性が高いセラミックターボと、空冷式インタークーラーによって3Lに匹敵するポテンシャルを誇ったRE20DETエンジンなど【写真5点】 その後、クルマ好きだった彼女が譲られることとなる。車庫にしまわれて、いわば納屋物件になりかけたZだったが、当然放置されていたわけではなく大切に保管されていたのでコンディションは極上。B310サニーから乗り換えることになった彼女にとっては、トラブルの心配がなく、美しく、燃費も良い、まさに優等生なクルマであった。 それだけに、ほぼ2年間ほどは毎日のアシに使っていたらしい。 ところが、樹脂パーツやゴム部分が日に焼けて劣化したり、走行距離が伸びるのがもったいなく思うようになったとか。そのため、再び車庫に入れて保管し、イベントやツーリングに参加する際に乗る程度にしているそうだ。 また、夫からの忠告で、製造廃止になる前に純正部品を購入するようにしているが、年々、純正部品の入手が厳しくなってきているのも事実。悩ましいところだ。 取材時には走行距離が6万km弱になっていたZ31だが、これまでのオーナーに大切にされ、ディーラーでメンテナンスを受けてきたこともあって、欠品部品もなく、素晴らしいコンディションを維持している。 「女性オーナーが愛するフェアレディZ 200ZR-Ⅱ 2by 2 Vol.3」に続く。
Nosweb 編集部