小中高生クリエータ支援プログラム「未踏ジュニア」、2024年度スーパークリエータ認定者を発表
一般社団法人未踏は、2024年度の未踏ジュニアスーパークリエータ認定者を2024年11月27日に公式Webサイトで発表した。同プログラムは、17歳以下の若きクリエータを支援するために2016年度より実施している。 【画像】クラゲアラート - 毒クラゲ漂着監視のためのエッジAIシステム 2024年度は、全国から117件の応募があり、その中から採択された17のプロジェクトが約6カ月間の支援を経て成果を発表。特に顕著な成果を挙げた10名がスーパークリエータとして認定された。 認定されたプロジェクトには、「猛毒クラゲ漂着監視のためのエッジAIシステム」や「レストランにある文字だけのメニューから料理を選ぶためのアプリ」「英単語学習を支援するアプリ」など、さまざまな課題解決や教育支援をテーマとしたものが含まれる。 2024年度の未踏ジュニアスーパークリエータ認定者は、以下の通り。 ・小畑洲士さん クラゲアラート - 毒クラゲ漂着監視のためのエッジAIシステム ・間渕 拓さん AI study - LLMによる穴埋め問題を活用した英単語学習アプリ ・石橋慎理さん AI study - LLMによる穴埋め問題を活用した英単語学習アプリ ・黒田克徳さん AI study - LLMによる穴埋め問題を活用した英単語学習アプリ ・岡田颯斗さん SWAQ - 特定の問題にちょっと強くなった量子アニーリングシミュレーター ・吉髙僚眞さん FairyGuide - しゃべるぬいぐるみとめぐる思い出に残る旅 ・筈谷将大さん Mimic - 音声を使った英語学習をサポートするアプリ ・高橋駒子さん 作文おたすけアプリ - 作文が苦手をお手伝いするアプリ ・水野太陽さん みまもりコンパス - 認知症高齢者のための発見共有システム ・得丸創生さん TutoriaLLM - AIチュートリアルを使ったプログラミング学習ソフトウェア 未踏ジュニアは、小中高校生の創造力を育む場となっており、プログラム参加者は、経験豊富なメンターの指導を受けながら開発を進め、最終的に成果報告会でその成果を発表する。今年度の報告会は東京大学で開催され、多くの関心を集めた。 次年度の募集は2025年3月10日(月)に開始予定であり、さらなる優れたアイデアの発掘が期待される。 ●2024年度 未踏ジュニア成果報告会『オープニング』
こどもとIT,編集部