【独自】中国「南京事件」あさって追悼日 日本大使館や領事館、地元政府と警察に日本人の安全確保を依頼
日テレNEWS NNN
中国で13日、南京事件を追悼する日を迎えるにあたって、現地の日本大使館や領事館が地元政府と警察に対して、日本人の安全確保を依頼したことが分かりました。 中国では1937年の12月13日に南京で旧日本軍が多くの市民を殺害したとされる南京事件が起きたとして、この日は国の追悼日とされています。 複数の日中関係筋によりますと、今年の南京事件の日を控えて、中国国内の日本大使館と領事館が地元政府と警察に対して、「敏感な日であり、日本人の安全確保をお願いしたい」と依頼したことが分かりました。 こうした依頼は異例のことですが、9月に深センで日本人学校の男子児童が殺害された事件が、満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日に発生したことを受けての対応です。 さらに、大使館と領事館は中国に在住する日本人に対して、「特に注意を要する日」として、外で日本語を話すことを控えるなど注意を呼びかけています。