児童ら、バッグの絵付け楽しむ 沖永良部素材のクレヨンでアニメキャラクターも 知名町
鹿児島県沖永良部島の知名町中央公民館で21日、町立図書館のワークショップ「えらぶ色クレヨンDE図書館バッグを作ろう!」があった。3回に分けた講座に、未就学児~小学生とその保護者計30人が参加し、バッグへの絵付けを楽しんだ。 えらぶ色クレヨンは、バレイショや赤土、コーヒーなど、沖永良部島の農作物や天然素材を生かしたクレヨンで、えらぶ色クレヨンプロジェクトが作っている。この日は、プロジェクト代表の宮澤夕加里さんとメンバーの福川真理子さんが講師を務めた。 宮澤さんは、えらぶ色クレヨンがどうやって作られているのか、各色をつくり出している天然素材は何かなどのクイズを出題。参加者はクレヨンの匂いを嗅いだり、紙に試し書きしたりして答えを確かめていた。 バッグに描く絵のテーマは自由。参加者は8色のえらぶ色クレヨンを使って、好きなアニメのキャラクターなどを描いていた。山や海の動植物を描いた小学生の姉妹は「クレヨンが硬いと思ったけど、うまく描けた」「クレヨンの材料を初めて知った」と話していた。
奄美の南海日日新聞