トヨタ斬新「“3列9人乗り”ミニバン」に大反響! 「前列3人座れる」シート&“全長5.3m”超えボディや“6速MT”モデルも! 「プロエース」に熱視線!
最大9人も乗れる「プロエース ヴァーソ」に反響集まる!
トヨタは高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」よりもさらに大きなミニバン「プロエース ヴァーソ(以下、ヴァーソ)」を欧州市場向けに展開しています。 その大柄なボディと最大9名が乗車できるシートレイアウトに、ネット上でも注目を集め多くの反響が寄せられています。 【画像】「えっ…!」 これがアルファードよりデカイ「斬新ミニバン」です!(50枚以上)
ヴァーソは、トヨタが欧州市場向けに展開するミニバンで、商用バン「プロエース」をベースに、ファミリー向けの乗用車仕様として改良されたモデルです。 商用バンとしての優れた積載力と耐久性を持ちながら、ファミリーや大人数での移動に対応するため、内装の快適性や装備が拡充されています。 現行モデルである2代目ヴァーソは2016年に登場し、2023年から2024年にかけて各国で内外装にアップデートを施したマイナーチェンジモデルを順次展開中です。 基本的なプラットフォームやエンジンなどの主要コンポーネントは、トヨタが提携している欧州の自動車メーカーグループ「ステランティス」から供給されています。 そのため、プジョー「エキスパート」、シトロエン「ジャンピー」、フィアット「ウリッセ」といった兄弟車が存在し、これらのモデルとも多くの共通点を持っています。 ボディサイズは、標準モデルが全長4959mm×全幅1920mm×全高1899mm、ホイールベース2925mm。 さらにロングモデルでは全長5309mm、全高1940mm、ホイールベースは3275mmに拡大され、同社「グランエース」にも匹敵するサイズ感を誇ります。 エクステリアは、グリルレスのフロントマスクと大胆なバンパーのデザインが特徴で、視覚的なインパクトを与えます。 一方、インテリアはその広いボディを最大限に活用しており、2列6人乗り(3+3)や3列7人乗り(2+2+3)、3列8人乗り(2+3+3)、3列9人乗り(3+3+3)など、多様なシートレイアウトが選べるのが特徴です。 さらに、フルデジタルディスプレイや統合ナビゲーションを備えた最新のインフォテインメントシステムが搭載され、コネクティッド機能も全車種に対応しています。 パワートレインには、最高出力120馬力の1.5リッターディーゼルエンジンと、最高出力145馬力または180馬力の2リッターディーゼルエンジンを設定。 トランスミッションは6速MTが標準となっており、2リッターエンジンでは8速ATも選択可能です。 ほかにも、50kWhまたは75kWhのバッテリーとモーターを搭載した、EVモデルも存在し、航続距離はそれぞれ224kmと350kmです。 なお、価格は販売国によって異なりますが、イギリスでは4万2988ポンド(約804万7500円)から5万5866ポンド(約1045万8400円)で販売されています。 そんなヴァーソに、ネット上では「幼稚園とか旅館の送迎車によさそうだなあ」「こういう大人数系のミニバンは旅行で活躍するよね」「日本にはグランエースもあるけど、こっちの方が沢山人が乗れて魅力的かも」など、9人乗車が可能なシートレイアウトが注目を集めています。 しかし「サイズが大きいだけに運転するのは大変そうだなあ」「特に都心部だと駐車場問題が」など、日本の道路状況や駐車場との相性を懸念する意見も。 一方で「前に3人乗れるクルマでいえばホンダ『エディックス』もあるよね!」「トヨタの『ハイエース』や日産『ティーノ』も3人乗れたなあ」など、同じく前列3人乗りシートを採用した他のクルマを挙げるコメントも見られました。
くるまのニュース編集部