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<高校野球春季千葉県大会中止>「仕方ない」「夏へ不安」 監督ら反応さまざま

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千葉日報オンライン

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、春季千葉県高校野球大会の中止が26日、決まった。例年春のベスト16以上に与えられる夏の千葉大会シード権の行方や、5月16日から山梨県で予定されている関東大会への出場チームは未定。五輪延期を受けた夏の千葉大会の日程見直しなども今後協議していく。史上初の事態に各学校の監督らは「仕方ない」と理解を示しつつ、困惑の声も漏らす。  「世の中を見れば中止は仕方ない」。2018年に春夏の甲子園に出場した中央学院の相馬幸樹監督は、大会中止を冷静に受け止める。春の県大会は直接甲子園出場につながらないものの、夏の千葉大会のシード権を争い、夏に向けた最後の公式戦の機会だった。「実戦感覚や試合の緊張感を味わえないとなると選手への影響は大きい。公式戦を経験し成長する選手もいる」と話し、紅白戦の増加など例年とは異なる工夫が必要とした。  県立高校は部活動停止期間が続いている。ある学校の野球部顧問は「練習試合はもちろん、集まって練習も一切できていない。コロナで生徒も生徒の親も不安を抱える中、大会など迎えられる状況ではなかった」と吐露する。  さらには、早くも夏の大会運営を不安がる声も。改装工事を終えた県総合スポーツセンター野球場は春季大会終盤から使用を見込んでいた。同球場の補助役員を予定していた検見川の酒井光雄監督は「放送機材や客席も変わり、夏を前に試したかった部分もある。夏の運営はバタバタしてしまうかもしれない」と頭を抱える。  他の監督からは「現在練習ができている高校との差が大きくついてしまう」「活動できていないのに、新1年生が入部してくれるだろうか」などの声が聞かれた。  春季大会中止に県高野連の渡辺範夫会長は「大会に向け日々準備してきた選手の気持ちを考えると断腸の思い。(夏の)選手権大会に向け精進していただきたいと願っている」とコメントを出した。

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