アパレル大手5社で閉店3100以上 コロナが迫る大転換
アパレルの大量閉店が続いている。百貨店や総合スーパー(GMS)、ショッピングセンター(SC)を主販路にする総合アパレル大手5社(オンワードホールディングス、ワールド、TSIホールディングス、三陽商会、レナウン)の2020年度の退店は、3100店舗(売り場)以上に達しそうだ。数年来の販売不振に新型コロナウイルスの打撃を受けて、大規模な構造改革を迫られた。短期間でこれだけの店舗が閉まることは前代未聞で、百貨店やSCも売り場再編が避けられない。
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