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60年ぶり虫送り太鼓 砺波野村島

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北日本新聞

 ■いさみ保存会 24日披露 練習に熱  砺波市野村島地区の住民が、稲の病害虫を追い払う伝統行事「虫送り太鼓」を約60年ぶりに復活させ、24日に地元の中之島太子堂前で太鼓を打ち鳴らす。本番を控え、演奏を担う越中いさみ太鼓保存会(同市)の会員が練習に励んでいる。 (原田修)  虫送りは「熱送り」とも呼ばれ、イナゴなど害虫が付かないようにして豊作を祈る農村の風習。太鼓を鳴らしたり、ササを振ったりして追い払う。野村島でも昭和30年代初めまで、同所の桑野神社での神事後に虫送り太鼓を60カ所以上で順にたたいていたが、現在は神事だけとなっている。  このままでは伝統が失われてしまうと昨年、同神社の野村泰則宮司(76)が、神社総代で越中いさみ太鼓保存会相談役(県太鼓協会名誉会長)の河合睦夫さん(77)に相談。虫送り太鼓を知る河合さんの指導で保存会員が打ち方やリズムを学び、受け継いだ。  22日夜は同神社で会員が仕上げの稽古をした。宮司の野村さんは「長年の伝統文化を残さなければと思った。今回は害虫と新型コロナウイルスを追い払う願いも込めたい」と話している。

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