【ソフトバンク】近藤健介が野球教室に参加 9月に右足首負傷も「練習は結構ガッツリやっています」
ソフトバンク・近藤健介外野手(31)が23日、福岡市内で行われた球団主催の野球教室に参加し、子供たちと交流した。 寒空のもと、子供たちのスイングを見守った近藤は「一年頑張って良かったと思える瞬間。(子供たちには)楽しいことを見つけてもらって。それが野球だったら、僕らにとっては幸せなこと、そのきっかけになれれば」と充実した表情で語った。 自身は来季に向けて、すでに動き始めている。「練習は結構ガッツリやっています。リハビリ過程ではあるけれど、やれることは増えてきている。走ること以外はほとんど制限なくやれている」と、9月に負傷した右足首も回復傾向にあるというた。 しかし、あくまで見据えるのは来季の開幕の舞台だ。小久保監督は春季キャンプで新たに「S組」の創設を発案。「自分でやれる人」と指揮官に指名された10人は、2月15日の第4クールまで調整を一任される。近藤の名前も当然その中に入っている。 キャンプ初日の2月1日から本隊合流を選択する選手もいる中で、近藤は患部の状態も踏まえ、途中合流する構えだ。 「自分のペースでやっていいと言われても、(早く合流して)みんなとやっていたら(勝手に身体が)動いてしまうところもある。2月15日に何も気にしない強度で全体に入れるように、という意味ではいい時間になると思う」と力強く話した。 より責任が伴うのは百も承知。万全の状態でキャンプ、来季の開幕を迎えられるよう、鷹の背番号3は準備を進める。
東スポWEB