大阪のカジノIR、政府が認定へ 近く決定、長崎は見送り案浮上
カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の開設に向け、大阪府・市が提出した整備計画を政府が認定する方向で最終調整していることが分かった。岸田文雄首相を本部長とするIR推進本部の会合を近く開催し、関係閣僚の意見を聞いた上で決定する見通しだ。一方で長崎県の計画は内容を見極める必要があるとして、認定判断を見送る案が政権内で浮上している。政府関係者が12日明らかにした。 【写真】ギャンブル依存症がはまる「脳がしびれる臨死体験」 バカラにのめりこんだ元大王製紙会長に聞いた、その感覚と日本版カジノの行方 パチンコと何が違う?
認定が実現すれば第1弾となり、さらに事業者との契約手続きなどが済めば日本初のカジノ開業が正式に決まる。府・市は2029年秋―冬の開業を目指している。