2025年から原付免許で「125ccバイク」に乗れる!?燃費や本体価格はどのくらい?
現在販売されている125cc以下のバイクの価格と燃費はどれくらい?
原動機付自転車免許あるいは普通自動車免許を保持している人の中には、新制度発足を機に50cc超のバイクの購入を考えているケースもあるでしょう。しかし、現在各メーカーが販売している総排気量51cc~125ccのバイクは、新制度の基準である「最高出力4.0キロワット」を満たしていないようです。 法律改正までに新制度の基準に対応したバイクが販売される見込みのようですが、これまでの原動機付自転車に比べて価格が高くなるのではと思う人もいるでしょう。 そこで、現在販売されている125cc以下のバイクの価格と燃費についてまとめましたので、購入を検討している人は参考にしてください。 ■本体価格 新制度発足に向けて今後新しいバイクが投入される可能性がありますが、参考として、2024年10月時点における総排気量51cc~125ccのバイクの本体価格をご紹介します。 表1
出典:本田技研工業株式会社の公式ページを基に筆者作成 ■燃費 続いて燃費を見ていきましょう。上記3車種それぞれの燃費を表2にまとめました。 表2
出典:本田技研工業株式会社の公式ページを基に筆者作成 車種によって大きな開きがありますが、「Super Cub」であればリッター70キロ走るほどの高燃費です。 仮に1ヶ月で1000キロ走行する場合、必要なガソリンは約14リットルです。経済産業省資源エネルギー庁の発表によると、2024年11月18日時点のレギュラーガソリンの価格は174.8円でした。この場合、1ヶ月のガソリン代は約2447円です。
新制度では50cc超125ccまでのバイクも運転可能
2025年4月施行が見込まれている新制度によると、原動機付自転車免許で運転できるバイクの総排気量が125ccまで拡大される予定です。それに伴い、今後新基準に対応する新製品が市場に次々と投入されるかもしれません。 なお新制度のルールでは、現行制度と変わらない項目があると想定されるため、変わった点とそうでない点をよく理解しておくことが大切でしょう。 出典 警察庁 二輪車車両区分見直しに関する有識者検討会 報告書 (3ページ) 経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 本田技研工業株式会社 バイクラインアップ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部