佐々木麟太郎の妹・秋羽さん、読売女子チーム入団へ「いつか代表に」
今夏の全国高校女子硬式野球選手権大会で準優勝した花巻東・女子硬式野球部の佐々木秋羽(しゅう)選手(3年)が、1月から読売ジャイアンツ女子チームに入団することになり、27日に岩手県花巻市の花巻球場で、練習が公開された。 【写真】花巻東の佐々木秋羽選手=2024年12月27日午後2時27分、岩手県花巻市、松尾葉奈撮影 佐々木選手はこの日、球場の室内練習場で、キャッチボールや打撃練習などで軽く汗を流した。内野も外野も守れる俊足巧打の選手で、読売ジャイアンツ女子チームでの背番号は「55」。過去に「55」を背負った元プロ野球選手・松井秀喜さんと今秋、対戦する機会があったといい、「ホームランや鋭い打球がすごかった。私も松井さんのように活躍できるような選手になりたい」と話した。 父は同校の男子硬式野球部の佐々木洋監督で、兄は花巻東から米スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎選手だ。 あこがれの選手は、同じ花巻東出身の大谷翔平選手。「いつか日本代表として活躍し、大谷選手のように世界にはばたきたい。まだまだ女子野球は知名度が低いので、自分のプレーで世界に広めたい」と意気込んだ。同女子チームの選手はアマチュアとして活動しており、佐々木選手は来春、筑波大に進学予定という。(松尾葉奈)
朝日新聞社