サッカー日本代表・森保監督、敗れたG大阪に「宇佐美の分まで全力で。すごく印象に」 天皇杯決勝を視察
◇23日 サッカー天皇杯決勝 G大阪0―1神戸(東京・国立競技場) サッカーの第104回天皇杯全日本選手権は23日、東京・国立競技場で決勝が行われ、神戸が1―0でG大阪を破り、5大会ぶり2度目の優勝を飾った。 後半19分、神戸FW宮代大聖(24)が決勝点を挙げた。 日本代表の森保一監督(56)がスタンドで視察後、報道陣の取材に応じ、「慎重に試合を進めながらもゴールを奪いにいくという、決勝戦ならではの緊張感のある試合だった」と指摘した。 その上で、森保監督は「神戸は前線の起点を生かしてゴールに結びつけるという、戦術的なところもあると思いますけど、タレントの能力を生かして、ゴールに結びつけたなという印象」と述べ、大迫勇也、武藤嘉紀ら「個」を生かした戦略を勝因に挙げた。 一方、G大阪はエースFW宇佐美貴史の不在が大きく影響した。 森保監督は「エースである宇佐美が2日前にけがで離脱ということで、チームにとってすごく大きなダメージを受けて試合に臨んだと思いますけど、宇佐美の分まで全力で頑張っていこうという気持ちをぶつけて、最後まで諦めずに戦っていたのはすごく印象に残っている」と話した。
中日スポーツ