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「いつでも妊娠できる」思考は危険!? 釈由美子が語る、不妊の兆候と治療法

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Medical DOC

多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん/PCOS)に該当する人は、20~30人に一人いるといわれています。重度の場合は不妊になりやすく、早期の対策・治療が望ましいとされていますが、釈由美子さんもPCOS治療経験者の一人。「生理不順を放置しないで」と語る産婦人科医、稲葉可奈子先生と対談形式で不妊治療について掘り下げていきます。生理不順に隠れた不妊が……? [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]

インタビュアー:釈 由美子(女優) 女優。映画『修羅雪姫』、『ゴジラ×メガゴジラ』、『KIRI職業・殺し屋』、ドラマ『スカイハイ』、『7人の女弁護士』などの作品で主演を務めるなど出演作品は累計100作を超える。不妊治療を経て38歳で一児の母となる。

監修医師:稲葉 可奈子(予防医療普及協会) 医師・医学博士・産婦人科専門医。京都大学医学部卒業、現在は関東中央病院産婦人科勤務。四児の母。子宮頸がんの予防や性教育など、正しい知識の効果的な発信を模索中。

chapter01 釈由美子さんも経験――多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?

釈さん: わたしは20代のときに生理不順が気になり、婦人科を受診した際に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と言われたのですが、そのときは正直、どういう病気なのかわかっていませんでした。 稲葉先生: そういう患者さんがほとんどです。PCOSは20~30人に一人該当するという割合ですが、あまり知られていない病気です。釈さんのように、婦人科できちんと診てもらわないとわからない病気ですし、痛みなどはありません。 釈さん: 初めて多嚢胞性……PCOSだと診断されて、「赤ちゃんができにくい」と言われたので、そのときはビックリしてボロボロ泣いてしまいました。まだ結婚もしていませんし、妊娠を考えていたわけではなかったんですが、お医者さんから突然伝えられたショックは大きかったです。 稲葉先生: PCOSの方が必ずしも不妊になるわけではないのですが、「赤ちゃんができにくい」と突然言われたらショックですよね……。正確には「赤ちゃんができにくいかもしれない」です。生理が規則正しい方は、いつが排卵日かを予測しやすいですが、PCOSは排卵しにくくなる病気なので、いつ排卵するのかが予測しづらく、結果として、ねらって妊活しづらい、という意味です。 釈さん: 原因はなんなのでしょうか? 稲葉先生: 原因は正確には解明されていません。 釈さん: 遺伝も関係ないと? 稲葉先生: 遺伝はしないと考えられています。 釈さん: なるほど。それなら確かに、認知度が低いというのも納得できます。 稲葉先生: そうですね。PCOSが原因で生理不順になる人もいますが、生理不順の原因はいろいろありますし、なかなか気がつきにくい病気だと思います。

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