メドベデフ、快勝で4年連続ベスト16入り! 次戦の相手を警戒「彼は一流の選手を倒すことができる」[全豪オープン]【テニス】
メドベデフ、ツアーで珍しいサーブ&ボレーヤーを警戒「自信を持って戦っている」
1月22日、全豪オープン6日目、男子シングルス3回戦が行われ、昨年大会のファイナリストで第2シードのダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)は、ボティック・ファン・デ・ザンツフルプ(オランダ/同57位)を6-4、6-4、6-2で下し、4年連続のベスト16入り。試合後には、「最高の試合だった」と今大会でベストのプレーができたと満足だとした。 【動画】メドベデフ、ブレーク許さず快勝でベスト16! 3回戦マッチハイライト 今大会、メドベデフは1回戦でヘンリ・ラークソネン(スイス/同91位) にストレート勝利すると、2回戦のニック・キリオス(オーストラリア/同115位)戦では、圧倒的なアウェイの中、高い集中力を維持して勝利している。 この日の試合でもメドベデフは盤石の戦いを見せた。コート深くにポジションを取り、ファン・デ・ザンツフルプの鋭いショットをことごとく返球したかと思えば、ネット前へのボールに対しても素早く反応。カウンターショットも精度が高く、相手にブレークを許さず、危なげなくベスト16入りを果たした。 試合後、「今日は最高の試合だった思うよ」と今大会でベストの試合ができたと語ったメドベデフ。「ボティック(ファン・デ・ザンツフルプ)は本当にいいプレーをしていた」と相手を称えながらも、「彼にチャンスがあってもブレークされなかったし、動きも良かった。いいショットも打てたしね。自分のパフォーマンスに満足している」と、次の試合を楽しみにした。 その4回戦の相手は、今の男子テニス界では珍しいサーブ&ボレーヤーのマキシム・クレッシー(アメリカ/同70位)。 クレッシーは、前哨戦「メルボルン・サマー・セット」(オーストラリア・メルボルン/ATP250)でツアー初の決勝に進んでおり、今大会でも第22シードのジョン・イズナー(アメリカ/同25位)を撃破。グランドスラムで初めて4回戦に進出している。 メドベデフは、「USオープン(2021年大会1回戦)でカレーニョ・ブスタをタイブレークで破ったことを覚えているよ。彼はグランドスラムで一流の選手を倒すことができると思った。今年もツアーの決勝に行き、今はグランドスラムの4回戦にいる。自信を持って戦っているよね」と、実力に加えて勢いがあることを警戒した。 ※ランキングは1月17日付のもの ■全豪オープン2022 日程/2022年1月17日(月)~30日(日) 開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク 賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円) 男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円) サーフェス/ハード 試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」
Tennis Classic 編集部