知事失職で注目の兵庫県 実は妻が家計を握っている土地柄だった?
斎藤知事のパワハラ疑惑、県議会による知事不信任案決議と知事の失職で、全国的に注目を集めた兵庫県──。県民意識はどのような特色があるのだろう。メットライフ生命保険(東京)が全国の18歳~70代までの男女1万4079人を対象に「全国 47 都道府県大調査 2024~社会情勢の変化と将来への備え~」を行ったが、その番外編として兵庫県の「お金について」深堀分析を実施。どのような特徴があるかまとめた。調査期間は4月12日~4月17日。 その分析によると、普段の買い物などをキャッシュレスで行うか現金で行うかを質問したところ、キャッシュレス派は62.2%(全国7位)、現金派が37.8%(同41位)と全国の中でもキャッシュレスで買い物する人の比率が高く、財布についても「持ち歩かない」人が26.5%(同8位)、「持ち歩く」人が73.5%(同40位)という結果になった。 他方、家計におけるお小遣いについての質問を「A:主に妻が家計を管理、夫にお小遣い(自由に使えるお金)を支給」「B:主に夫が家計を管理、妻にお小遣いを支給」「C:夫・妻別々にお金を管理(お小遣いも別々)」の3つの選択肢で聞いたところ、Aの全国トップは59.3%の兵庫県。2位の山口県を6ポイント以上引き離し、兵庫県は女性が家計を握っている土地柄であるようだ。