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免税店『ラオックス』大阪・ミナミの新店舗が迫られる“方針転換”インバウンド消失で「外国人→日本人」にターゲット変更

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MBSニュース

6月3日、海外からの観光客に人気だった大阪・ミナミの道頓堀には、まだまだ人が戻っていません。そんな中、中国からのインバウンドを取り込んで業績を伸ばしてきた総合免税店ラオックスの新店舗『LAOX道頓堀店』は、オープン予定が4度も延期になり、3か月近くもずれ込むなど、新型コロナウイルスに振り回され続けてきました。6月18日のオープンを目指して、開店準備に追われる店舗を取材しました。

「LAOX道頓堀店」は中国のラオックスが旗艦店と位置付けています。この店の全体指揮を任されている、ラオックス・インバウンド事業本部の田中寿弥本部長が新店舗を案内してくれました。 「元々こちらの店舗入り口に、インバウンドに人気がある果物コーナーを置こうと思っていました。ただ当面インバウンドが戻ってこない前提で、日本人に人気のあるものに変更しています。」(ラオックス・インバウンド事業本部 田中寿弥本部長) 当初は、“個人の外国人旅行者”を主なターゲットとしていましたが、インバウンド需要が全く見込めないことから、4月下旬になってターゲットを“日本人”にするという、大きな路線変更を余儀なくされました。 「日本人の女性、20~30代の若い女性を主なターゲットにしているのですが、そうした方に人気のアジアの食材をこの一帯に置きます。タイとか韓国とかの食材は非常に人気がありますので。」(田中寿弥本部長) さらに、デパ地下や高級食材店にあるようなアジアの調味料やフリーズドライなどを集めたコーナーを新設しました。

90銘柄と関西一の品ぞろえを自負する「日本酒コーナー」では、利き酒師を2人常駐させて対応する予定でしたが、ここでも変更がありました。 「インバウンドのお客様に、日本酒はどうやって造るのか、純米大吟醸とは何か、というようなアドバイスができればと思っていたのですが、当面日本人のお客様だけなので、むしろ銘柄のおすすめなどの対応を進めております。」(田中寿弥本部長) 日本酒通の日本人に手に入りにくい銘柄などをアピールし、巣ごもり需要を取り込む狙いにシフトしました。

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