大阪府・吉村知事が定例会見6月23日(全文3)なんで濃厚接触者なのに移動しているのか
大阪府の吉村洋文知事は23日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「五輪をお祭り騒ぎにしない。テレビで静かに応援して」大阪府・吉村知事(2021年6月23日)」に対応しております。 【動画】「五輪をお祭り騒ぎにしない。テレビで静かに応援して」大阪府・吉村知事(2021年6月23日) ◇ ◇
日の丸を背負った選手は応援するが
吉村:まさにライブサイトとかパブリックビューイングということについては、まさにそこにつながってきますから、もともとは僕も中止すべきだという考え方でした。今回正式に、まだ時間のある中で5者共同ステートメントが正式に出されましたから、規模縮小の方向性で検討という別の選択肢もあるんですけれども、大阪府としては中止、この共同ステートメントも踏まえた上で、規模縮小ではなくて、もう大阪府域においては、大都市だということも含めて中止を要請する判断をしたということです。 今後さまざま、オリンピック開催まで少し時間ありますけれども、どういった形で感染リスクを抑えていくのかという議論も深まってこようかと思いますし、そういったことが非常に重要ではないかと思います。ここはIOCと、あるいは東京のオリンピック委員会と、東京都や国で議論されることになると思いますけども、やはり僕は全国的にお祭り騒ぎにしないと。日の丸を背負った選手は、僕は応援します。それから日の丸を背負った選手を応援したいです。ただ、お祭り騒ぎにしないという、この矛盾が生じるわけです。お祭り、祭典ですから、もともとオリンピックって。ただ、そうしなければこのコロナ禍におけるオリンピックっていうのはやはり成り立たないんではないかというふうに思っています。
お祭り騒ぎのような放映の仕方になると
ここはおそらくメディアの皆さんもいろいろ、これ、僕が言う話じゃないですけれども、やっぱりご協力をお願いしなきゃいけないような状況になるんではないかと。ここは5者で話されるとは思いますが、そう思います。やはりいろんなテレビ等で、一方でこのコロナの話もしながら、他方で、さあ、今からオリンピックだよ、お祭りですみたいな雰囲気で、わーっとテレビでなると、ちょっと見ているほうも混乱すると思うんですけども、そういったことに日本全体がならないようにすべきではないかというふうに僕は思っています。 その中で、だからメディアの果たす役割も非常にここは大切になるんじゃないのかなと思います。一切テレビで放送しないということになれば、これは、そういうことはなかなか起きないことにはなると思いますけど、当然テレビ放送はするんでしょうから、多くの人がくぎ付けになると思います。僕も見ます。僕は自宅で一生懸命見ようと思いますけれども。いろんなところでパブリックビューイングとかライブサイトがどんどん繰り広げて、放映の仕方もお祭り騒ぎのような放映の仕方をされると、放送の仕方になると、これは非常にリスクの高いものになってしまうから、なんとかみんなでオリンピックを成功させるためにも、リスクを抑える仕組みっていうのをつくっていかなければならないんじゃないかと思っています。 司会:ではほかの方、挙手願います。ではそちら。