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ルース・ベイダー・ギンズバーグ米最高裁判所判事が逝去

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最高裁判所の発表によるとルース・ベイダー・ギンズバーグは9月18日(金)にワシントンD.Cの自宅で家族に見守られて亡くなった。死因は転移性のガンの合併症だったという。2009年に膵臓癌が見つかって以来、化学治療に取り組んでいた。 最高裁判所判事のジョン・G・ロバーツは「我が国は歴史に残る判事を、私たち最高裁判所の者たちは大切な同僚を失った。私たちは今日、彼女の死を悼む。しかし将来の世代が我々と同じようにルース・ベイダー・ギンズバーグの存在を記憶し続けることを確信している。疲れを知らない、断固たる正義の擁護者として」。

ビル・クリントン元大統領に任命された1993年から27年間、最高裁判事を務めたギンズバーグ。彼女のキャリアは女性が社会で平等を獲得していく過程そのものだった。コーネル大学からハーバード大学ロースクールに進学した彼女は、500人以上の学生の中でたった9人しかいない女子学生のうちの1人だった。結婚や出産、育児をしながら法学位を取得。しかし女性であることを理由に法律事務所は彼女を採用しなかった。ようやくラトガース大学のロースクールの教員職を得たギンズバーグは、自身も法曹界で性差別を体験しつつ女性権利向上と市民権の拡大のために数多くの法廷闘争を手掛けてきた。

2018年には伝記映画『ビリーブ 未来への大逆転』、ドキュメンタリー映画『RBG 最強の85才』も製作され正義と平等を追求するアイコンとして尊敬され続けてきたギンズバーグ。安らかな眠りを祈りたい。

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