「実力以上に評価される人」はメールの送り方が違う…「上司の上司」までCCに入れる「意外なワケ」
「メールを送るときは、直属の上司はもちろん『上司の上司』までCCに入れたほうがいい」……。そう語るのは、元「楽天市場」史上最年少プロデューサーで、著書に『ハッタリの作法』がある大原昌人氏だ。爆速で出世したいなら今すぐ実践したいこのテクニックについて、くわしく教えてもらった。 【写真】人事評価で「上位5%」に入った人たちの働き方「驚きの共通点」
CCの範囲を1.5~2倍に広げよう
メールを使ったハッタリ技として「CCの範囲を1.5~2倍に広げる」ことがおススメです。 若い読者の中には、「えっ」と引いてしまった方もおられるかもしれません。少し前にニュースになっていましたが、令和の若手社員の傾向として、CCに上司を入れたがらない人が増えているようなのです。 自分が書いたメールを見られるのが恥ずかしいとか、失敗が即バレてしまうのが怖いというのが主な理由だそうです。 しかしながら、CCに入れるべき関係者を入れずにメールをしていると、上司は「なんでコソコソやっているんだ」「見られたくないような、やましいことがあるのか」「本当に仕事をしているのか」などと変に勘繰ってしまうし、情報共有やフォローアップの面からも好ましくありません。 それに何より、上司をCCに入れておかないと、自分がどれだけ頑張って仕事をしているかが上司から見えず、評価されなくなってしまいます。 どんなにいい仕事をしても、それを見て、評価してくれる人がいなければ意味がありません。だから、メールでやり取りをするときは必ず上司をCCに入れること。それも、できれば直属の上司だけではなく、その上の上司も含めるようにする。 感覚的には、これまで「だいたいここまでCCに入れておけばいいだろう」と思っていた範囲の1.5~2倍の関係者まで入れるようにしてください。 それだけで周囲から見える仕事の流通量が圧倒的に増えるので、「コイツは仕事しているな」ということが伝わるし、ふつうはCCに入れないようなお偉いさんまで入れておくと「私までCCに入れるということは、それだけ自信があるんだな」と勝手に解釈してくれます。