庭になるべく雑草が生えないようにする方法
水やりの際に注意が必要だったり、無農薬の除草剤を自分で作ったり、マルチング(植物を植えた表面の土をビニールや小石、バークチップ、ワラなどで覆うこと)したりなど、庭の厄介な雑草処理法はいくつかあるけれど、雑草を生えなくさせることは容易ではない。 「雑草を抜く作業は本当に大変です。雑草を抜いた途端、その場所にまた10倍の雑草が生えてくるような気がします」とGardeningExpress.co.ukのガーデニング専門家は言う。そのまま放っておくと庭が大変な状態になることが多いので、可能な限り雑草の処理をしておくことが大切。今から紹介するヒントを参考にすれば、最低限の労力で雑草を取り除けるはず!
水やり
花と同じように、雑草も成長するには水が必要。そのため、庭の植物に水をやるときは、雑草が生えている場所を避けよう。注ぎ口の小さいじょうろを使い、葉ではなく植物の根元にだけ水をやるようにしよう。
手で抜く
一年生の雑草でも一時的な雑草でも、手や熊手で抜くのが効果的。「多年生の雑草は冬に枯れるけれど、春になると再び生えてきます。こういった雑草は根が深いので、地上に出ている部分だけ抜いても効果はありません」とGardening Expressは説明している。
雑草の根
多年生の雑草で悩まされているなら、鋤を使って雑草を根っこから取り除いてみて。根っこから取り除かないとこのタイプの雑草は根が深いので、上部を取り除いた後も成長し続けてしまうから。雑草の根の長さによっては、土壌やその周りの花の根を傷付けてしまう場合があるので注意して。
除草シート
特に雑草の量が多く困っている場合は、雑草抑制剤入りの除草シートを使っても。雑草の再成長や新たな雑草の発生を防ぐため、雑草を抜いたあとに土の上に敷いておく。素材には、プラスチックシート、織布、スパン素材などがあり、それぞれに長所と短所がある。
マルチング(根覆い)
花壇に厚めにマルチングすることで、雑草が生えにくくなる。マルチングをより効果的にするには10~15cmの厚さが必要で、その厚さにより雑草が必要とする日光や水分が行き渡るのを防ぐことができるのだ。