ベトナム国籍の男5人が、宮城・山形など7県の空き家等に侵入し、盗みを働いていた事件の捜査に目途がついたとして、宮城県警は犯行に使われた道具などの押収品を、13日に公開した。 【画像】ガスバーナー等”押収した犯行道具”警察が公開　ベトナム国籍の男らが7県で盗み＜押収品など写真7枚＞

石橋記者リポート 「押収品にはガスバーナーも含まれ、男らは住宅の窓ガラスをあぶって破るなどして、中に侵入したとみられています」 窓を破るガスバーナーは、調理やキャンプなどでも使われるもの。

ガラスの破片対策だろうか。 分厚い作業用手袋をはじめ、ペンライトやドライバーなどいわゆる『空き巣の七つ道具』とも呼ばれる押収品が公開された。

警察によると、ベトナム国籍の男5人は今年2月～6月頃にかけて、宮城や山形など7県で民家や空き家等に侵入し、現金や指輪などを盗んだ疑いで逮捕されたもので、被害総額は約1300万円相当にのぼる。

すでに5人は起訴されていて、現在 仙台地裁で裁判が行われている。