「彼なしでは2つのタイトルはなかった」“出れば活躍”の南野拓実にリバプールOBが賛辞!「おそらく夏に去るだろうが…」
「定期的にうまくやれることを何度か証明してきた」
現地時間5月17日に開催されたプレミアリーグ第37節のサウサンプトン戦で、リバプールの南野拓実が古巣から貴重なゴールを決めた。2-1の逆転勝利を呼び込む鮮烈な同点弾を叩き込んだのだ。 【動画】豪快にニア上をぶち抜く!南野が古巣サウサンプトン戦で決めた今季10点目をチェック! これで今季の全公式戦を合わせた得点数を二桁に乗せている。戴冠を果たしたFAカップとリーグカップでは、チームのトップスコアラーだ。 そんな日本代表FWの貢献を、リバプールOBも認めている。2011年夏から5シーズンに渡って左SBで活躍したホセ・エンリケもそのひとりだ。 14日にFAカップの優勝を成し遂げた後に、自身のSNSで「彼がいなければ、我々がこの2つのカップを勝ち取ることはなかった」と投稿している。 「あまり出場しておらず、おそらく夏に去るだろうということは分かっている。だが、彼は出場したときに全力を尽くした。だからとにかくこの男に感謝の投稿を。彼はそれにふさわしい」 なかなか出場機会を得られなかった南野は、この夏の去就が取り沙汰されている。ホセ・エンリケの投稿を紹介したサッカーサイト『sportskeeda』は、「ミナミノは今シーズン、定期的にうまくやれることを何度か証明してきた」と報じた。 「レギュラーを張れるクラブに行くために、この夏にアンフィールドからの移籍を模索することができるだろう」 ホセ・エンリケの言葉通りに、サウサンプトン戦でも結果を残した南野。欲しがるクラブは少なくないだろうが、果たしてどんな決断を下すのか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部