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大阪ミナミの休業要請解除で住民不安「マスクなしキャッチだらけ」

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マネーポストWEB

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大阪・ミナミの一部区域で実施されていた接待を伴う飲食店や居酒屋に対する休業および時間短縮営業の要請が、21日に解除された。吉村洋文知事は「ミナミ区域の感染拡大は防げている。ご協力に感謝したい」と語っており、実際に、要請前の7月29日~8月5日にかけて、ミナミに滞在した大阪市内の感染者数は245名だったが、要請後の8月6日~13日にかけては116名に減少したという。

 今回、要請が出されていたのは長堀通、千日前通、御堂筋、堺筋に囲まれた一部エリアで、この周辺には居酒屋などの飲食店だけでなく、多くの夜の店が密集している。心斎橋駅周辺の飲食店で勤務する店員Aさん(40代)は、休業要請時の様子について、こう語る。

「私の店はアメリカ村にあるので、今回の休業要請エリアには該当しなかった。ですが、該当したエリアで働いている知人から、『御堂筋を一本挟んで明暗が分かれるのはおかしい。実際に夜のアメ村では居酒屋が賑わっているじゃないか。真面目にやっているだけに悔しいよ。知事はミナミのキャバクラを休業させたかったんだろうね』と言われました。

 たしかに休業要請中、ミナミエリアは夜10時ごろには立体看板のネオンも消え去り真っ暗になっていたが、アメ村周辺の居酒屋は賑わいを見せていた。もちろん、お客さんはマスクせず飲み食いして盛り上がっているわけです。休業要請が出ていなかったエリアでも、店側だけでなくお客さんの側の努力も続けていかなければ、感染者は出続けるでしょうね」(Aさん)

 休業要請の解除は店側にとっては歓迎だろうが、一方で地域住民からは不安の声も上がっている。ミナミエリアで暮らす女性Bさん(20代)が語る。

「休業要請中、真面目な店はしっかりと休業していて、街は確かに暗かった。でも道頓堀から心斎橋に至る心斎橋筋商店街のアーケードでは、休業要請中も毎日大勢のキャッチがうろついていました。多くが20代ほどの男性のキャッチで、通りがかる女性たちに近づいて付きまとい、居酒屋に行かないか、と話しかける。そのほとんどがマスクをしていなかったんです(Bさん)

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