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村上春樹が“歳を取ってからずいぶん役に立つ”と語るモノとは…!?

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TOKYO FM+

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMの緊急特別番組「村上RADIO ステイホームスペシャル ~明るいあしたを迎えるための音楽」が、5月22日(金)に放送されました。 「村上RADIO」シリーズの「緊急特別版」となる本番組は、「新型コロナウイルスをめぐる厳しい状況やつらい気持ちを、音楽の力で少しでも吹き飛ばせたら……」という村上さんの思いに応えて立ち上がった企画。約2時間にわたり、村上さんが選曲した楽曲やリスナーから寄せられたメッセージを紹介しました。本記事では、「村上RADIO ステイホームスペシャル ~明るいあしたを迎えるための音楽」パート2で紹介した、中盤4曲についてお話しされた概要を紹介します。

◆Nancy Wilson「Happy Talk」

ナンシー・ウィルソンがキャノンボール・アダレイのクインテットをバックに「Happy Talk」を歌います。とにかくハッピーな話をしようよ、という歌です。

◆Brian Wilson「They Can't Take That Away From Me」

次はジョージ・ガーシュインの古いスタンダード・ソングですが、ブライアン・ウィルソンがポップな編曲でいかにも楽しそうに歌っています。“They Can't Take That Away From Me”、誰も僕から奪えない。何を奪うことができないのかというと、それは「僕が大事に持っている君の思い出」です。 思い出って大事ですよね。もし思い出がなかったら、人生なんてかさかさの砂漠みたいなものです。みなさんもいっぱい思い出を増やしてください。歳を取ってからずいぶん役に立ちますよ。

◆Tony Bennett「Put on a Happy Face」

“Put on a Happy Face”、幸せな顔で行こう。これ、僕はあえて「しけた顔はよそうぜ」と訳したいですね。このトニー・ベネットとジェームズ・テイラーの掛け合いは、すごく生き生きしています。本当に2人で一緒に録音したんでしょうか。それとも別々に録音して、あとで1つに合せたのでしょうか。そのへんは僕もよくわかりませんけど、とても自然に息が合ってます。「知り合いに、すげえしけた顔した女の子がいてさ」「ああ、そうそう、その子、僕も知ってるよ」、みたいな愉快な掛け合いがあります。僕らもしけた顔、むずかしい顔はできるだけよしましょうね。Put on a Happy Faceです。

◆Fred Lowery「Over the Rainbow」

口笛のプロ、フレッド・ロウリーさんが「虹の彼方に」を口笛で吹きます。これ、なかなか聴かせます。聴いてみてください。とくに最後の締めくくりなんて、かっこいいですよ。 (TOKYO FMの緊急特別番組「村上RADIO ステイホームスペシャル ~明るいあしたを迎えるための音楽」5月22日(金)放送より)

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