なんとなく換気扇を付けっぱなしにしていますが、劣化しないでしょうか? メンテナンスにかかる費用を教えてください!
換気扇は空気の循環を行ってくれるため、24時間付けっぱなしにしているケースがよく見られます。しかし、換気扇を付けっぱなしにしていると、早く劣化してしまい、結果的にメンテナンス費用が高くつくのではないかと心配になってしまう人もいるでしょう。 そこで本記事では、換気扇の一般的な耐用年数やメンテナンス費用などについて解説します。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
換気扇は付けっぱなしにすると劣化が早まる可能性がある
換気扇を付けっぱなしにする場合、長時間の稼働によって部品の摩耗が激しくなり、劣化が早まる可能性があります。換気扇の耐用年数は一般的に10年程度ですが、付けっぱなしにしている場合は、それよりも早いタイミングでメンテナンスが必要になる場合もあるでしょう。
換気扇は付けっぱなしにするメリットもある
換気扇の付けっぱなしは劣化を早める可能性がある一方、いくつかのメリットもあります。換気扇を付けっぱなしにしておくと、どのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。 ■空気を循環させてにおいを取り除く 換気扇を付けっぱなしにしておくメリットとして、空気を循環させてにおいを取り除くことが挙げられます。特に、トイレの換気扇は付けっぱなしにしたほうが、キレイな空気とトイレ内の空気とを入れ替えて嫌なにおいを取り除くことができるのでメリットが大きいと考えられます。 ■湿気を取り除きカビの発生を抑えられる 換気扇を付けっぱなしにしておくと、湿気を取り除きカビの発生を抑えられるというメリットもあります。とくに、浴室は湿気が多く、カビが発生しやすい環境にあります。換気扇を常に回しておくことで、空気を循環させて浴室内の温度を下げたり水分を含んだ空気を外に逃がしたりできるため、カビ予防としても役立つでしょう。 ■ゴキブリの侵入を予防できる 換気扇を付けっぱなしにメリットとして、ゴキブリの侵入を予防できることも挙げられます。換気扇は屋外に繋がっているケースが多く、ゴキブリが侵入しやすいという難点があります。このため、ゴキブリの侵入を防ぎたい場合は、ファンが常に回転している状態にするためにも、換気扇を付けっぱなしにしておくのが有効です。 特に、食べカスや油などゴキブリの好物が付着しやすいキッチンの換気扇はゴキブリが集まりやすいため、できるだけ長く付けっぱなしにしておいたほうがゴキブリが侵入しにくくなるでしょう。