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阪神外国人列伝 97年はあのグリーンウェル…「神のお告げ」で電撃退団

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デイリースポーツ

 阪神は2020年、球団史上最多となる外国人選手8人体制でV奪回に挑む。球団創設85周年のメモリアルイヤー。かつてタテジマのユニホームに袖を通した助っ人を年度別で振り返る。1997年はグリーンウェル、ハイアットが加入し、シーズン途中にシークリストとコールズ、マクドナルドが加わった。  グリーンウェルは当時球団史上最高の3億5000万円を投じて獲得。米大リーグ時代はレッドソックス一筋の大物として知られ、大きな期待を集めた。  しかし安芸キャンプから雲行きは怪しい。米国で携わるビジネスのため一時帰国すると、腰痛で再来日は4月末となった。デビューは鮮やかだった。ゴールデンウイーク中の5月3日・広島戦(甲子園)で2安打2打点の大暴れ。足をもつれさせらながら三塁への激走も見せた。吉田監督を「全然違うわ」と大興奮させたが…。  「野球をやめろという神のお告げだろう」-。悪夢のようなセリフを残して、グリーンウェルは去った。出場7試合目、5月10日・巨人戦で自打球を当て右足甲を骨折。14日に緊急記者会見を開き、「潮時」「これからは家族とともに」と引退を宣言し、帰国した。結局7試合で打率・231、0本塁打、5打点。デイリースポーツでは『グリーンウェル退団の真相』と題した緊急連載も始まった。  もう一人の新助っ人ハイアットも期待外れだった。67試合で打率・204、11本塁打、30打点。チームは5月末にコールズを緊急補強した。前年96年に中日で打率・302、29本塁打を記録。ロサンゼルスで入団会見に臨んだコールズは「1番か3番を打たせてもらえたらうれしいね。昨年以上の成績を残す自信がある」とサムアップポーズを作ったが、63試合で打率・242、7本塁打、28打点と結果を残せなかった。  さらに6月に加わったシークリストは25試合で打率・192、0本塁打、4打点。左腕のマクドナルドも球威不足でわずか9試合、0勝1敗、防御率7・36と戦力にはならず。助っ人が誤算続きで、チームは62勝73敗1分けの5位に終わった。

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