小池都知事が定例会見5月13日(本文1)シャンシャンの中国返還、12月末まで再延期
東京都の小池百合子知事は13日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年5月13日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年5月13日) ◇ ◇
調子がおかしいときは医療機関へ
日刊工業新聞:よろしいでしょうか。 小池:はい。それではよろしくお願いいたします。 日刊工業新聞:小池知事の定例会見を始めます。知事、よろしくお願いいたします。 小池:さて、まずコロナであります。ゴールデンウイークは終わりました。職場、そして学校での生活が始まって1週間がたっているわけです。この間、リバウンド、コロナのリバウンドを招かないために、私たち1人1人が感染しない、感染させない、そのためにできることを積み重ねていかなければならない。また、そのことをお願いしてきました。このゴールデンウイーク明けて1週間たとうとしていますけど、ちょっと調子がおかしいなというふうにお思いのとき、感じられたときは、どうぞまず出勤、登校、そして外出、お控えになる。それから積極的に診療や検査、医療機関の受診ということで、今ご覧のところに、ご参考になさっていただきたいと思います。それからゴールデンウイーク期間中の行動を振り返って、ああ、あのときに感染がと思うときは、不安な方なども無料検査場などがありますから、こちらのほうも検査を受けていただければということで、よろしくお願いいたします。
3回目のワクチン接種が重要
感染の連鎖を断ち切る、そのためにワクチンの3回目の接種、重要です。ご覧いただいていますように若い世代の方、20代は37.7%、そして30代が44.4%という接種率になっております。また、一度感染された方もおられるかと思いますけれども、再び感染する可能性はあります。国によりますと、回復してから、つまり一度コロナにかかって、感染して、そして良くなった、回復してから3カ月後に3回目の接種が目安と、ワクチンの接種が目安となっている。つまり2月、例えば第6波のピーク時、2月に感染された方にとっては、そこから数カ月たっている今が、打ちどきと言ったら変ですけれども、接種時期となります。このワクチンの接種ということについては、ご自身と大切な人を守る、また安全な社会をつくるということにつながりますので、ぜひ接種のほう、ご検討いただきたいと思います。 それから話は変わりまして、あ、失礼しました、都民の皆さまには引き続き基本的な感染防止対策の徹底、小まめな換気、3密の回避、マスクの着用など、いつも心に置いて行動をお願いいたします。また、感染リスクの高い混雑した場所、時間は避ける、そして会食の際は認証店を選んでいただくということなど、お願いいたします。今、リバウンド警戒期間でありますので、皆さんと共に取り組んでいく、そしてなんとしても感染再拡大を回避していきたいと考えております。みんな同じ思いだと思いますので、引き続きよろしくお願いを申し上げます。 それからテーマ変わりまして、今度は節電についてのお願いであります。家庭での節電に今日は的を絞ります。この夏などの電力危機がいわれておりますけれども、その際はずっと申し上げて、HTT、「減らす・創る・蓄める」、この3つの観点から取り組むということがポイントになります。これは、ああ、なるほどねで終わってしまうんじゃなくて、ぜひ実行していただきたいんですね。都民の皆さんが、1人1人が日頃から節電、省エネを心掛ける、その総体が全体としての消費電力を下げていくということで、停電などを回避することができるということです。 先週は、ご家庭でできる取り組みの例として具体的に申し上げたのが契約アンペアの見直しでありました。これ、それぞれご確認されました? 契約されている方々、例えば東京電力でしたらウェブサイトにつなぐことによって、それぞれのご家庭の契約アンペア数出てきますから、それで確認をして、なお、それぞれのご自宅で使っている消費電力っていったいどんなもんだろうと、1つアンペアを下げる、段階を下げることで基本料金が変わってきますよという話を先週させていただいた。