木村拓哉との“共演NG説”、堀内健との“熱愛報道”…“癒し系”井川遥45歳はなぜ持続可能なのか?
上野樹里主演の「持続可能な恋ですか?」(TBS系)で“骨フェチ”の整形外科医を演じている井川遥(45)。 【画像】2006年の婚約会見 ©文藝春秋 「上野の父親役で、妻に先立たれた松重豊が井川に恋心を抱く展開。近年の井川は2020年の朝ドラ『おちょやん』で女優帽をかぶる気取ったトップ女優、同年の『半沢直樹』では割烹料理屋の美人女将と、脇ながら存在感のある役柄に恵まれており、再ブレイクの感もある」(放送記者) 井川は短大卒業後、半年のOL生活を経て、モデルを志し芸能事務所に所属。1999年、23歳のとき、東洋紡の水着キャンペーンガールに選出された。 「繊維メーカーのキャンギャルが芸能界への登竜門だった時代の掉尾を飾った1人。当時、1歳サバを読んでいたことを後に語っている」(芸能デスク) 翌年にはアサヒビールのイメージガールとしてもハイレグビキニ姿を披露。 「“癒やし系”の先駆者、飯島直子が97年に結婚したが、その後枠にはまったのが井川や優香(41)。水着で男性人気を獲得しつつも、あまり“いやらし系”に傾斜せず、女性の支持も得たのが息長く活動できている理由」(同前) 当時を「(水着に)抵抗がないといえば嘘になる」と振り返っている井川。02年に“フジ月9”出演の機会が訪れた。明石家さんま・木村拓哉W主演の「空から降る一億の星」だ。
木村拓哉との“共演NG説”、堀内健との“熱愛報道”…
「井川と木村の船上キスシーンもあった。井川の演技が未熟だったためにキムタクが以降“共演NG”を出したとの噂も飛んだ。実際、再共演していないし、井川が演技力よりも雰囲気で見せるタイプなのは事実だが……」(同前) 03年にネプチューン・堀内健との熱愛報道。 「だが翌年、堀内は出演するバラエティ番組で、井川の名前こそ伏せられたが交際相手にプロレス技をかけていたこと、それが嫌がられ、別れたことを暴露されていた」(芸能記者) 結局、井川は06年、14歳年上でパイオニア創業者の孫に当たるデザイナー・松本与(あとう)氏と結婚した。 「当時30歳で、交際約半年のスピード婚。結婚直前の取材では『(男性が)一生懸命物を作ったり、仕事をするのを見るのが好き』と“匂わせ”ていた」(同前) 2度の出産を挟みながらも女優活動を続け、13年には「ガラスの家」(NHK)で連ドラ初主演。 「14年からはサントリー角瓶のCMで『ウイスキーが、お好きでしょ』の歌をバックにバーのママ役を務め、癒やし系の健在ぶりを示している。スキャンダルがなく、イメージを維持しているのが強み」(同前) 癒やし系も持続可能。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年5月26日号