UNIVERSAL王者・飯野雄貴がTo-yとの防衛戦に余裕たっぷり!「油断があるからやられるんだよ」
DDTプロレスが10月3日、東京・新宿FACEで「God Bless DDT 2024 TOUR in SHINJUKU」を開催。13日のアクロス福岡で、サウナカミーナの若手To-yの挑戦を受けるDDT UNIVERSAL王者の飯野雄貴が余裕たっぷりだ。 【動画】10・13福岡大会、UNIVERSAL選手権試合公開調印式 9・29後楽園で飯野は納谷幸男とのヘビー級対決を制して初防衛に成功。To-yは「いつでもどこでも挑戦権」を保持していた9・14白石、9・15&16札幌で飯野に行使しようとするも、いずれも飯野にスピアで返り討ちに逢い挑戦は叶わず。そのうえ、9・16札幌では後輩の須見和馬に「いつどこ」を奪われた。9・29後楽園でTo-yがドロップキックを見舞って挑戦表明すると、飯野はスピアで反撃するも挑戦を受諾した。 今大会の開始前、同王座戦の公開調印式が行われ、To-yは「今日は油断しないために立って話します。白石でも、札幌でも2日間、僕が『いつどこ』で挑戦しようとして、それも全部あっけなくやられて。『いつどこ』も獲られて。完全にどん底にいる状態で何もなくなって。でも前に進まなきゃ意味ないし、ずっとそこにいても、何も変わんないままだから、(9・29)後楽園でも動いた。『いつどこ』も持ってないのに、いきなりスピアしてきて。俺はあのスピア許してないからな。挑戦受けてくれたのはうれしかったけど、あのスピアだけは許さない。体にしみついた怒りも、全部福岡に向けてぶつけてやる。おまえのバーニング、全部、熱波WER!!にしてやるよ」と宣言。 飯野は「おまえにスピアした理由わかるか? 根性がねぇからだよ。熱波が足りないからだよ。白石、北海道、おまえは『いつどこ』持ってても、這いつくばってこず、帰って行ったよな。根性がないんだよ」とバッサリ斬り捨てた。 To-yは「根性があるからこうなってるんだよ」と反論すると、飯野は「後楽園では這いつくばってでも立ってきたから、挑戦をOKしたんだよ。だから福岡ではおまえの体が2つになるまでスピアしてやる。覚悟しとけ。この1週間、気を抜いてたら、どこからかスピア来るからな」と通告。記念撮影の後には両者、一触即発のムードが漂った。 この日、飯野は遠藤哲哉と組み、中村圭吾&To-yと前哨対決。To-yは入場時の飯野をドロップキックで奇襲。リングインすると、飯野はスピアを叩き込む。To-yはトペ・コンヒーロをぶっ放すも、ダイビング・ボディアタックは自爆。 飯野のチョップ連打に、To-yも必死のチョップで応戦。飯野がTo-yをラリアットで吹っ飛ばすと、遠藤が旋回式ト―チャーラックボムで中村を沈めバーニングが勝利。試合後も不穏な雰囲気になり、飯野がスピアを叩き込んだ。 飯野は「To-y、だから言っただろ。油断すんなって。最後のスピア、油断があるからやられるんだよ。隙を見せたらすぐやると言ったよな。この1週間、頭ビンビンに立てて感じ取れよ」とコメント。 To-yは「油断も何も、いつも試合前も終わりも不意打ちだよ。あんなんだったら俺にだってできるよ。そっちも油断してんじゃねぇよ。福岡まで絶対やり返してやるからな!」と雪辱を誓っていた。 また、11月4日の東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)に小島聡(新日本プロレス)の参戦が決まり、彰人、アントーニオ本多と組み、秋山準&納谷幸男&川松真一朗と対戦する。同大会では自衛隊東京地方協力本部のマスコットキャラクター、トウチ君のプロレスデビュー戦も行われ、DDTのマスコットキャラクター・ポコたんと相まみえることになりそうだ。 【大会名】God Bless DDT 2024 TOUR in SHINJUKU 【日時】2024年10月3日(木) 【会場】東京・新宿FACE 【観衆】500人(超満員札止め) ▼オープニングマッチ 30分一本勝負 ○納谷幸男 vs 石田有輝● 6分24秒 逆エビ固め ▼第二試合 30分一本勝負 秋山準&○高尾蒼馬&須見和馬 vs 大鷲透&高梨将弘●&イルシオン 7分47秒 公認エンドレスワルツ ※高梨の持ついつでもどこでも挑戦権(青)が高尾に移動。 ▼第三試合 30分一本勝負 ○遠藤哲哉&飯野雄貴 vs 中村圭吾●&To-y 10分44秒 エビ固め ※旋回式トーチャーラックボム ▼第四試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負 ○大石真翔&武知海青 vs 彰人&平田一喜● 12分40秒 直伝トルネードクラッチ ▼第五試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負 青木真也&●高鹿佑也 vs HARASHIMA○&上野勇希 10分11秒 片エビ固め ※蒼魔刀 ▼セミファイナル KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負 <王者組>○佐々木大輔&KANON&MJポー vs クリス・ブルックス&アントーニオ本多&正田壮史●<挑戦者組> 14分14秒 体固め ※フリーダム・コール。第56代王者組が2度目の防衛に成功。 ▼メインイベント KO-Dタッグ選手権試合~大石真翔DDT所属ラストマッチ 60分一本勝負 <王者組>○MAO&勝俣瞬馬 vs 大石真翔●&男色ディーノ<挑戦者組> 25分9秒 体固め ※居合いキック。第84代王者組が初防衛に成功。 <写真提供:DDTプロレス>
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