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「マーク・ジェイコブス」が支持するアーティストのレティシア・カイ 自身の作品とコラボについて語る

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ハーパーズ バザー・オンライン

 レティシア・カイ(Laetitia Ky)は、自分のルーツを讃えるスカルプチャーを創っている。  コートジボワール(アイボリーコースト)のアビジャンに生まれた23歳のアーティスト兼モデルの彼女は、ヘアエクステやウール、ワイヤー、糸、針を使って変わった形の大きなヘッドピースを作り、その写真をインスタグラムにアップする。  植民地時代以前のアフリカ、多種多様な民族が強さや権力、性的魅力を伝えるために自分たちの髪を複雑な形に作り込んでいた頃の女性のヘアスタイルをインスピレーション源にして、今日のオーディエンスに簡単に伝わるようなシンボルに再解釈している。 【写真】マーク・ジェイコブスの結婚式にファッション界のおしゃれセレブたちが大集結!  実際、黒人女性の美しさ、特にアフリカの伝統やスタイルを讃えることがカイの作品の最も重要なポイントだ。彼女の作品はキャンピーで独創的だけれども、そんな見た目を超えて、人種やジェンダー、社会正義改革などの問題についてフォーカスしたデザインになっている。  子宮の形にしたものから、生理中の女性の体、Black Lives Matterを支持するものまで、カイはかなり大きなプラットフォーム(現在、34万7000フォロワー)を使って、普通はタブーと考えられているトピックについて、みんながもっと活発に議論するよう力づけ、励ます。 「私は、自分を生物学的に女性にしているものを責めることがある」と彼女はある投稿で書いている。「この膣、この子宮、乳房、私を女性にしているすべての要素…私を生物学的に女性として生かしているものが多くの差別を生む。でも、美しい贈り物なのだから責める理由はどこにもない。いま私はそれを讃えたい」  そんな彼女の作品に注目したのが「マーク・ジェイコブス」。カイをハンドバッグのデジタルキャンペーンに起用したのだ。  ジェイコブスはもちろん、アートとのコラボレーションは初めてではなく、過去にメインラインでマグダ・アーチャーと、ルイ・ヴィトン時代には草間彌生やリチャード・プリンス、村上隆と組んだことがある。  カイはコレクションのデザインワークには関わっていないが、同ブランドは彼女に自分の美学に忠実なイメージを3点、自由にクリエイトさせている。ファッション界にもっと必要なことだ。 カイが、ヘアスカルプチャーと「マーク・ジェイコブス」とのコラボ、今後どんなアイディアがあるのかを『Harper's BAZAAR』に語ってくれた。

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