“盆栽”が超リアルなプラモに……! わからなさすぎる「盆栽プラモデル」について、バンダイスピリッツに聞いてみた
プラモを作ったことがない人にこそ作ってほしい!
──従来のバンダイスピリッツ製プラモデルとは相当毛色の異なる商品ですが、想定しているユーザー像はどのようなものですか? これまでの回答と重なる部分もあるのですが、やはりこれまでプラモデルを触ったことがない人に手に取っていただきたいですね。プラモデルになじみのない方にNEIGHBORHOODとのコラボレーションで「プラモデル=カッコいい物、面白い物」というイメージを持っていただきたい……とも思っています。また、本製品は海外でも販売しておりまして、そちらでも大変ご好評をいただいております。 ──「盆栽プラモ」として、シリーズ化の可能性はありますか? 現状未定ですが、本商品で得た知見を今後の商品開発へ生かしていきたいと考えております。 ──なるほど。確かに樹皮などのディテール表現に関する技術的蓄積は、他ジャンルのプラモデルを設計する上でも役立ちそうですね。ご回答ありがとうございました! 企画から2年越しの発売となった、盆栽プラモデル。確かに「植物」のプラモデルとしてここまで巨大なものは相当珍しく、インパクトは抜群。当初はなぜ盆栽のプラモを……と思ったものの、「プラモデルを触ったことがない人にも注目されるようなキット」という目標があったと思えば納得です。一見すると「なんで……?」と思うような製品ですが、そこにはちゃんと理由と目的がありました。 そんな「SRL X BANDAI SPIRITS . BONSAI MODEL KIT」は、現在プレミアムバンダイの特設ページで予約受付中です (準備数量がなくなり次第、予約受付は終了)。 (取材・執筆:しげる)
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