【グリコ・森永事件】Nスペで放送できなかった「4人目の子どもの声」…「ワー」「キャッキャッ」
キツネ目の男と滋賀県警
番組では、もう一つ大きな「スクープ」があった。これまで警察関係者の間でも、ほとんど知られていなかったある未解決の“秘話”である。 のちに「似顔絵」が出たことで有名になるが、大阪府警捜査一課特殊班の捜査員7人が目撃した不審人物に「キツネ目の男」がいる。1度目は、丸大と犯人グループの取引現場となった国鉄車内で、また2度目は、ハウスとの取引現場となった名神高速道路上のサービスエリアで目撃された。2度に渡って現場に姿を現した「キツネ目」を、特殊班はキツネ=FOXの「F」と呼び、以降時効まで追い続けることになる。 ところが今回の取材で、この「キツネ目の男」が滋賀県警の捜査員にも目撃されていた、という大阪府警さえ知らなかった事実が明らかになった。 ◆ 「【グリコ・森永事件】Nスペ『未解決事件』取材班 放送できなかった『4人目の子どもの声』」の全文は、「 文藝春秋digital 」で公開中です。
中村 直文/文藝春秋 2011年12月号