クイズノック、答えのない道徳問題を考える マクドナルドの企画でアンバサダー就任「なんで勉強する?」にガチ回答
「答えのある」クイズを得意とする人気YouTuberグループ・QuizKnock(クイズノック)が、「答えのない」道徳の問題に挑戦。 「教育を言い訳にしたくない」東大王・伊沢拓司インタビュー 道徳を扱う本『答えのない道徳の問題 どう解く?』とマクドナルドのコラボプロジェクトのアンバサダーに就任することを発表したクイズノック。第1弾として「なぜ勉強するのか?」という問いに回答している。 2月22日(月)には、クイズノックメンバーも参加し、道徳の問題を考えるオンラインワークショップも開催。そこでつくられた問題を含め、道徳の問題を集めた本が12月にハッピーセットの本として提供される予定だ。
答えのない問題と向き合う力を育てる『どう解く?』
『答えのない道徳の問題 どう解く?』はポプラ社より出版されている、答えのない道徳問題をテーマとした本。作者は山崎博司さん、木村洋さん、二澤平治仁さんの3人。 「ついていい嘘と、ついちゃいけない嘘ってどう違うんだろう?」「人数が多いほうが、正しいってどうして言えるんだろう?」など、どう考えてどう答えたらいいのか難しい問題を集めている。 制作には教育学者の汐見稔幸さん、「ズッコケ三人組」シリーズで知られる作家・那須正幹さん、棋士の羽生善治さんや卓球選手の水谷隼さんなど、さまざまな分野の人が携わっている。 身の回りにある答えが見つからない問題をテーマに、これからの時代を生き抜く力を育み、対話から子どもの思考力を育てることを目的にしており、実際に小中学校の道徳の授業でも使用されている。
伊沢拓司とふくらPはなぜ勉強するのか?
クイズノックは、「楽しいから始まる学び」をコンセプトにYouTubeやWebメディアを通じて「クイズ」の楽しさを発信するグループ。 2019年にクイズ王としても知られる伊沢拓司さんを代表に会社化し、さらに精力的に活動。公式YouTubeチャンネルの登録者数は156万人を誇っている。 KAI-YOU.netでは、これまでにクイズノックの伊沢さんとふくらPさんへインタビューを実施。 「そもそも色んな知識を持っている方が、何かを楽しめる確率が高いと思うんですよね」と語るふくらPさんや、「『知る』のってダルいんですよね。何かを観たり聴いたり読んだりしないといけない“動作”だから」と語る伊沢さんの教育への考えなどを聞いている。 「なぜ勉強をするのか?」という問いを考える参考にもなりそうだ。