Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

小説『アーヤと魔女』長編アニメ化で今冬放送 宮崎駿氏が企画でジブリ初の全編3DCG制作

配信

オリコン

 アニメ映画『ハウルの動く城』の原作を書いたイギリスの作家・ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの遺作となった児童向け小説『アーヤと魔女』が、全編3DCGの長編アニメーションとして制作されることが決定した。今冬にNHK 総合テレビで放送される予定で、企画を宮崎駿氏、監督を息子の宮崎吾朗氏が担当。スタジオジブリとしては、初となる全編3DCG制作の長編作品となる。 【写真】『ジブリ総選挙』中間発表で上位を占めた5作品は…  同作は、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女・アーヤが、ある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と暮らすことになったことから始まる物語。宮崎駿氏が、原作小説を気に入ったことから、長編アニメとして作ることを企画した。  日本で徳間書店より小説が発売された際、宮崎駿氏は「なんという愛らしい本でしょう。ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんのさいごの本は、佐竹さんのさし絵と編集の人の努力で、なんともいえない魅力のあるものになっています。ぼくは5回位スミからスミまで読みました」とコメントしている。なお、宮崎駿氏は42年前の1978年に自身初監督作品のアニメ『未来少年コナン』(※名義は演出)が、NHKで放送されており、同局と深い関わりがある。  今回のアニメ化に、プロデューサーの鈴木敏夫氏は「コロナの後、世界はどうなるのか? それが現在、いろんな人の一番大きな関心事です。映画やテレビだって、それを避けて通ることはできません。『アーヤ』は、コロナ後に堪えられる作品なのか? ラッシュを見ながら、ぼくは何度も考えました。そして、この作品の大きな特徴は、アーヤの賢さだと気づきました。賢ささえあれば、どんな時代も乗り越えられる。そう思ったとき、安堵を覚えました」と告白。  「『長くつ下のピッピ』が世界一強い女の子なら、『アーヤ』は世界一賢い女の子の物語です。憎たらしいけど、何故かかわいいアーヤ。いろんな人に愛されることを願っています。ちなみに、アーヤは誰かに似ていると思ったら、この作品の監督である吾朗君そのものでした。それを指摘すると、吾朗君は照れ臭そうに、はにかんでいました」と裏話も明かしつつ、作品の魅力を伝えた。

【関連記事】