水と肥料を、ずっとずっとくれる人がいいです

――背伸びしすぎても、よくないということですね。 「そうそう。身の丈に合わないことはしちゃダメだなって。私にとって母親ってすごく理想像なんですけど、それを大人になって実践してみようとした際に、本当は母も無理していたんじゃないかなってことに気付いて、私は無理してまで、理想の姿にならなくてもいいんじゃないかな～って、生意気ですけど思います」 ――恋愛観も大人になりましたね。 「でも、これだけは言います!　もう彼とは、もう一生、関わらないと思います（笑）」 ――潔いですね!　新たな恋を始めるなら、どんな人がいいですか? 「難しいですね～。でも、ずっとブレてないのは優しい人が好きってところ。無償の愛って言うんですかね、私が何も与えていないのに愛してくれる人。 　私自身が愛されたい、嫌われたくない人間やから、たくさん愛してくれる人がいいと思いますね。一方的な愛を、ずっと注いでくれる人、水と肥料を、ずっとずっとくれる人がいいです」 ――岡田さんの次の恋が、良いものになることを願います!　最後に、来年は25歳で、20代の折り返しを迎えますね。 「ほんとに早すぎますよ!　折り返し地点が28歳ぐらいにならないですか?（笑）」 ――もうすぐ、俗にいうアラサーを迎えますが。 「最近、アラサー、アラサーってメッチャ言われます。私的には、やっと、ここまで来たなって感覚なんです。 　というのも、小学生のときは20歳をすぎた自分が想像できなかったんです（笑）。幼い頃にイメージしていない人生を歩んでいます。せっかく健康に生きているんだから、20代よりも30代、30代よりも40代……って、どんどん年を重ねる中で、そのときを一番楽しみたいって考えに変わってきて。 　仕事もプライベートも、この先、ずっと輝いていくには、どうしたらいいだろうって模索中なんです!」 岡田結実（おかだ・ゆい） 2000年4月15日、大阪市生まれ。B型。17歳のときに映画『傷だらけの悪魔』で俳優デビュー。2021年、NHK連続テレビ小説『カムカムエブリバディ』へ出演を果たし、その後は多数のドラマで主演を務める。バラエティ番組にも多数出演中。 THE CHANGE編集部