あべ静江70歳 軽度の脳梗塞で救急搬送 22日から本格的に治療 現在は「顔色良く意識はっきり」
ヒット曲『コーヒーショップで』や『みずいろの手紙』などで知られる、歌手のあべ静江さん(70)が、脳梗塞のため救急搬送されていたことが分かりました。 所属事務所によりますと、番組収録のため19日早朝にあべさんの自宅に迎えに行ったところ、少し様子がおかしかったそうですが、本人も大丈夫ということで都内のスタジオに向かったといいます。しかし、あべさんの体調不良を知った番組プロデューサーが収録の中止を判断。 言葉が出にくい、ろれつが回らないなどの症状があり、心配したマネジャーが主治医に連絡。症状を伝えたところ、脳梗塞の疑いがあるためすぐに病院へという指示を受け、都内の病院に救急搬送されたということです。 CT検査をしたところ、毛細血管が詰まっている状態で、現在は点滴で血液をサラサラにする治療をしているといいます。また、22日に精密検査を受け、本格的な治療を行うとしていて、今後の仕事についても精密検査の結果を受け判断していくということです。 所属事務所は「治療のおかげで本人の顔色も良く、意識ははっきりしています」と現在の状態を明かし「一人暮らしのため、仕事があって、人がいるときに気づけて良かった」とコメントしています。 あべさんは、1973年に『コーヒーショップで』で歌手デビューし、第15回日本レコード大賞新人賞を受賞。同年の『みずいろの手紙』もヒットし、1974年のNHK紅白歌合戦に初出場しました。また、映画『トラック野郎・爆走一番星』や、テレビドラマ『青春ド真中!』(日本テレビ系)などにも出演していました。