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海外遠征で出合った靴の数々、今もエイジング楽しむ 競泳・五輪メダリスト松田丈志さん

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NIKKEI STYLE

《リーダーが語る 仕事の装い》

 競泳のオリンピックメダリストで現在はアクアテラ社長の松田丈志さんがストイックな選手生活を送っていたころ、唯一の楽しみだったのが遠征先の各国での買い物だった。現役時代に手に入れたアイテムの中で、今も愛用しているのが何足もの靴だ。良質な革製品はエイジングという経年変化によってつややかさを増し、相棒のように持ち主に寄り添ってくれるところがお気に入りなのだという。 【写真はこちら】手入れして「育てた」靴 仕事のときのお気に入りは…

■海外遠征のストレス、買い物で発散

 ――きょうはジョンロブの靴をはいていらっしゃるんですね。靴がお好きなのですか。  「自分が持っている靴の中ではこれが最高ランクです。日本だと10数万円するのですが、ハワイで買ったので6~7万円くらいだったでしょうか。時間があるときは自分で靴磨きをするので、自宅には道具がたくさんあります。ただ、最近は忙しくてあまり使っていません。実は今日の靴も磨いていないので、気になっています」  ――クラシックなスタイルの靴をきちんと手入れされているのですね。仕事でよく履いているのはどれですか。  「クロケット&ジョーンズのダブルモンクストラップが一番多いですね。気軽に履けるパラブーツも活躍しています。こちらはオールデン。2足ともコードバン(馬革)です。もっとガシガシ履いた方がいいと思ってはいるんですが、実際には大事に履いています。このサイドゴアブーツはスペインで買いました。ほとんどの靴は米国やオーストラリアなど、現役時代に遠征先で買ったものです」  「革製品がかなり好きで、愛用の手帳と財布もコードバンです。時間がたつほど味わいが増す、エイジングを楽しめるのがいい。それが靴が好きな理由でもあります。妻には同じような靴がたくさんあるわね、と言われてしまうのですけど……」  ――ファッションへの関心が高まったのは引退してからですか。  「服に関しては現役の時のほうが興味がありました。ふだんは水着とジャージーで過ごすので、ものすごくおしゃれをしたい、という欲求みたいなものがありました。アスリートならではのストレスもあって、休みになったら気分転換で何かしら買い物をしていました。海外遠征では週に1日くらい休みがあるので、そのときに買い物に出るのが楽しみでした。オーストラリアではローカルブランドでハンドメードの眼鏡を作りました。周りにもファッションが好きな選手は多かったです」

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