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コロナ禍でインバウンド見込めず…関西ホテル業界は差別化と集客に奔走

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日本食糧新聞

インバウンド景気に沸いたここ数年から一変、2020年は早々にコロナ禍によってインバウンドが見込めない状況に陥った。一方で、本来ならば今年開催される予定のオリンピック特需に向けて、関西でも多数のホテルが続々とオープン。加えて、ホテルの花形イベントといえビュッフェは、衛生対策を整えて徐々に再開している。国内からいかに利用者を呼び込むかを鍵とし、新たなブランドコンセプトや魅力的なサービスで差別化と集客を図ろうと奔走する、大阪と京都のホテル4件を紹介する。

アフターコロナ特別企画を実施

京阪グループのフラッグシップホテルとして2019年1月にオープンした「ザ・サウザンド キョウト」は館内の随所に芸術作品が展示され、上質なホテルライフを楽しめる。昨年の宿泊者の75%がインバウンドという同ホテルは、アフターコロナに向けた特別企画「シャンパーニュナイト」を7月10日から9月26日まで、土・金曜日限定で開催。感度の高い人々に上質なひとときを提供する。 同イベントは昨年2日間だけ開催し、国内外の利用者から高い評価を得ており、今年は「おとなの縁日」をテーマに屋台をイメージした特別メニューを提供。フリーフロープランにはフランスの老舗メゾン「ペリエ ジュエ」のシャンパーニュも含むほか、「菜園」と名付けた華やかなアペタイザーを、晴天時は緑に囲まれたテラスで楽しめる。線香花火をモチーフにしたチョコレートのスーベニア付きで、税・サービス別9500円。 また隣接する系列店、京都センチュリーホテルでは7月からビュッフェを再開。厳重な衛生管理の下、地元客にも人気の高い美食の数々を再び味わえる。

プラスアルファの大阪体験を提供

8月1日に大阪市北区にオープンした「ホテル エルシエント大阪」は「泊まればもっと、その『まち』が好きになる」をコンセプトに、大阪らしい食の提供はもちろん、上方落語や能楽堂のワークショップ、さらに夜のバータイムにはドラァグクイーンによる接客など“歴史・文化・食・人の魅力”を訴求する多彩なサービスで差別化を図る。ビジネスやレジャーを目的に大阪へ訪れた人に、プラスアルファの体験を提供する。 ゲストラウンジでは、朝食にたこ焼きや串揚げなどの大阪名物を提供して、宿泊者に大阪らしさを伝える。また、飲食店が多く軒を連ねる立地を生かして地域飲食店との連携も行い、デリバリーした商品を客室のみならずゲストラウンジでも飲食できるようにした。今後は地域の夏祭りやイベントにも協力したいとしている。

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