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プロ生活最悪の1年を乗り越えて…“魔法使い”園田賢の復活Vプラン/麻雀・Mリーグ

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ABEMA TIMES

 “魔法使い”の異名を取り、打つ手は次々と決まって初年度リーグ優勝を果たした2018シーズンの赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)は順調そのものだった。しかし2019シーズン、突然の“下振れ”が園田を襲う。「最悪オブ最悪、なんでここで(下振れが)来るんだという感じ。プロ人生でもこれまでなかった」と語るほど戦術は裏目に出て、ことごとく運に見放され、残ったのは2.88という絶望的な平均着順、そして▲377.6という個人成績で最下位という結果だった。 【動画】園田賢、2019シーズンハイライト -2020シーズンに向けて、昨年度の振り返りを。 園田賢(以下、園田)  2019は、優勝した1年目と打ち方がそんなに変わったということではないです。僕の麻雀の結果に対する考え方は基本的に統計学に基づいたもので、例えば20半荘打って全体の何人が100ポイント以上負けるとか、300ポイント以上負けるのはどれくらいの割合なのかとか、そういうこと(長期的なスパンで)から考えてしまうので、(目の前の1半荘単位の結果からの改善という意味で)弱点などを見出しづらいというのが、僕の弱いところなのかなとも思います。  中・長期を見据え、戦い方を考えるのは偶然性に左右される麻雀というゲームの本質を突くもの。「長く戦えば戦うほど自分が有利になる」と確信を持っているがゆえの考え方が、目先の試合でのバランス修正にとって足枷になっている、と園田は考えた。そしてもう一つ、昨年苦しんだ理由に明確なものがある。 園田  僕が育ってきた麻雀は最高位戦ルールの麻雀で、相手がこういう捨て牌の時はこういう形になっている、というような(セオリックな)考え方が身に付いているのですが、Mリーグではそこを修正していかなければいけないと思っていて、自分とカラーが違う人と麻雀を練習しています。これまでは自分の考えに近しい人と打つことが多かったのですが、麻雀の練習相手の幅を広げているという感じです。(河だけでなく)絞りの感覚も人によって全然違うし、こういう時は絞る、こういう時は絞らない、というようなバランスも人によって全然違うので。  Twitterでは、園田が他団体所属のトッププロと練習をしている風景も垣間見ることができる。 -新しいことを取り入れる、その練習をどう感じているか。 園田  麻雀の練習はどちらかというと「やらざるを得ないからやる」というか。麻雀プロである以上、勉強会というのは仕事のうちという感覚でやっていますので、基本的に勉強は苦  しいものです。そりゃ、麻雀の勉強会をやっているよりも、家で海外ドラマを見てワハハと笑っている方が楽しいですよ(笑)。 -2020シーズンの目標は? 園田  もうそれは、『この雪辱を』!ということ。なんとしてももう一回優勝したいと思います。  チーム設立当初から「僕らは勝つことが仕事、勝つことがチームの魅力」と言い続ける赤坂ドリブンズにおいて、特徴的な鳴きでも注目される園田の復活なくして3年目の栄冠はあり得ない。技量に自信があるからこその「変えない部分」に加えて新しく取り入れる対戦相手への読みの修正など、園田は復活に向けてプランを組み立て、「雪辱」の新シーズンを迎える。 ◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。優勝賞金5000万円。

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