出産後に突如襲った「複数の病」…米歌手ホールジー、同じ慢性疾患に苦しむ人々へエールを送る
2021年7月に第1子を出産した米ミュージシャンのホールジー。しかし出産後、いくつもの「健康上の問題」を抱えてきたという。 【写真】「がん闘病」を乗り越えた14人のセレブたち 「妊娠、そして出産してから、私の健康状態は大きく変わった。本当に、本当に体調が悪くなり始めたの。アナフィラキシーで何度か入院したし、それ以外の病状もあった」とインスタグラムのストーリーで告白。2022年4月から数週間にわたって、入退院を繰り返していたことを打ち明けた。 恋人のアレフ・エイディンとの間に、息子のエンダーが誕生してから9カ月。ホールジーはこれまでに、エーラス・ダンロス症候群、シェーグレン症候群、マスト細胞活性化症候群(MCAS)、体位性頻脈症候群(POTS)との診断を受けたという。 「これらの根本的な原因を探っている最中だけれど、自己免疫疾患のひとつなのかもしれない」と語り、これまでの人生の大半で、自己免疫に関する問題を抱えてきたことも明らかに。 また以前から子宮内膜症を患っており、2022年4月に開催された第64回グラミー賞授賞式に出席したのは、手術を受けてからわずか4日後だったという。 授賞式の前日には、病院での自身の写真をインスタグラムに投稿。 「最後にグラミー賞に出席したのは2017年だけど、初めて子宮内膜症の手術を受けた3日後だった。まだ抜糸をしていない状態で、レッドカーペットを歩いたの。今回は数年ぶりの出席になるけれど、運の巡り合わせというべきか、また3日前に手術を受けたばかり。もし私を見かけたら、優しくしてね(笑)。今は脆い状態だけど、とても楽しみ」と綴った。
ホールジーが自身の健康状態について正直に語ったのは、これが初めてではない。 2022年4月下旬には、ベッドに横たわりピースサインをした自身の写真を投稿し、こうも綴っていた。 「いろいろと普段通りに過ごそうと努力してる。でも、私の体は抵抗していて、今回はペースを落とすか、やめることになるかもしれない。ベストな状態でツアーをするためにも」 ホールジーはまた、「仲間のスプーニー(慢性疾患を抱える人)」と親しみを込めて呼びかけ、同じように慢性疾患に苦しむ人々へのエールも送った。
Translation Mirei Hirose from Harper's BAZAAR.com