G7「政権移行支持する用意ある」と声明…アサド政権崩壊のシリア
日テレNEWS NNN
G7＝先進7か国首脳会議は12日、アサド政権が崩壊したシリアについて、「政権移行を支持する用意がある」との声明を発表しました。 G7首脳は声明を出し、「包括的で宗派にとらわれない枠組みでの政権移行を支持する用意がある」と表明しました。法の支配や、女性を含む普遍的人権などを保障すれば、将来のシリア政府と協力し、全面的に支援するとしています。 こうした中、シリアとレバノンの国境では、故郷に戻るシリア人の避難民がいる一方で… 今後の混乱を恐れて、レバノンへの退避を希望するものの、足止めされている大勢のシリア人の姿も見られました。 レバノン入国を望むシリア人 「彼ら（反政府勢力）が政権を握ったら、虐殺が始まると思います。家族と一緒にレバノンで暮らしたいです」 反政府勢力は暫定政権を発足させ、シリアは安定に向かっていると強調していますが、先行きはまだ不透明な状況が続きます。
